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16歳で旅立ったミルキー&心不全末期、肺水腫、腎不全のルーシー闘病記。そして、新入りノエルとの生活
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みる
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女性
趣味:
食べる事
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★ミルキーは16歳と1ヶ月で天国へと旅立ちました。

頑張って生きようとする姿を見守り、最期は腕の中で看取ることが出来ました。




★ルーシーは15歳と9か月で旅立ちました。

心臓の腱索が切れたのが原因か、突然の心臓発作で倒れ、心不全(僧帽弁閉鎖不全症)の末期&肺水腫で一時は危篤。

これ以上の治療が出来無い為、投薬だけで通院しませんでした。

それでも、末期にも関わらず闘病1年5か月を自宅の酸素室で療養して生き抜きました。




★そして現在、生後2か月の女の子「ノエル」を新たに迎えて子育て中。

正直、子犬よりシニア犬に魅力を感じる私です。

まるで宇宙人の様な子犬相手に頑張って教育しています。

将来はミルキーやルーシーのように落ち着いた子に育って欲しいと儚い望みを…(遠い目)
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2024/04/26 (Fri)
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2014/09/09 (Tue)

4年前のミルキー&ルーシー(ブログ ボツ画像)


前にも少し書きましたが、ミルキーやルーシーに限らず”ペットのいない生活”なんて以前は本当に想像すら付かなかったのに、今では長い間ペットと暮らしていた事が信じられません。
未だ犬用品は家中に散らばっている状態なのに……。

生前は、これからの孤独をどう乗り越えて生きて行けば良いのかと絶望しか思い描くことが出来ませんでした。
ですから、ルーシーを亡くしてこういう胸中に至るとは私自身が驚いています。



円座クッション大好き。とぐろを巻くルーシー


昔、ミルキー達と散歩していたら,数年前にシーズーを亡くされたご婦人に呼び止められて暫く立ち話をしました。
ルーシーを何度も撫でながら、「あの子に似ている」と涙ぐんでいました。
もう、犬は飼えないとも言っていました。

私もミルキーとルーシーに似たシーズーに出会ったら、思わず涙が出てしまうかもしれません。
当時の記憶が一気に蘇って。
あるいは、亡くした子に再び会えたような気がして。

「もう犬は飼えない」って気持ちは、二度とあの別れの辛さを味わいたくないって気持ちなのでしょう。
もしかしたら、愛犬は亡くした子だけ、それ以外は欲しくないっていう意味かもしれません。
どちらにしても深い愛情を感じます。
こういう愛情深い方に新たにペットを迎えて貰ったら、幸せな生涯を送ることができるのでしょうね。



首が長いよ、ミルキー!


新しく犬を家族に迎えるって、哀しい体験をした後はなかなか難しいです。
物凄い覚悟と勇気が必要で、少なくとも前の子以上の事はしてあげないとって思います。
それに、新しい子に前の子の上書きをされてしまいそうな気がします。

でも、きっと出会うべくして出会う、みたいな縁やタイミングが誰にでもあるのかもしれません。
それが自然かもしれません。



殆ど視力を失ったミルキーたん


様々な犬生があるように様々な愛犬の最期があって、そして其処には様々な飼い主の思いがあります。
あれ程ペットロスに苦しんだミルキーの時と、ルーシーを見送った現在との心境の違いは其処にありました。



ピンボケなミルキー、ちょっと凛々しい


二頭に対して愛情は同じように掛けていたつもりです。
ミルキーは痴呆と老犬介護生活で余り手が掛からなったけれど、ルーシーは病気看護生活でほぼ一日中の観察が必要でした。

闘病生活が長い程、失った悲しみや苦しみは深いのかと言うと決してそうでは無い様です。
悲しみの他に自分を責める気持ち(後悔)の比重、例えば心の準備が無い状態で愛犬を亡くしたりすると、「生前にもっと~したら良かった」「自分の所為だ」という様な大きな悔いがペットロスの苦しみから抜け出せない要因になるのではないかと思っています。

大なり小なり後悔は付き物ですが、全てが自分の責任のように感じて必要以上に追い詰めて行ってしまいます。
その後悔をいつまでも許すことが出来ずに愛犬に懺悔する気持ちが、いつまでも自分自身を苦しめていました。



車中にて。ルーシーたんは爆睡中。


ミルキーの時の体験から、少しでも後悔が残らないようにルーシーの看護を一生懸命したし、ルーシーを見送った後こういう風に思い詰めると苦しくなるという事を知っていましたから、そうならない様に気持ちの方向を意識して変えていました。

ルーシーが亡くなって全てを失ってしまった絶望感が来ると「闘病中の幸せだった時間」を思い出し、どうしようもない後悔が押し寄せたら「ルーシーの奇跡の回復」を何度も思い出しました。
そうすると、心が温かくなるんです。

悲しみや後悔ばかりで自分の目を塞いでいては、あの子が何の為にこんなにも苦しい思いをしてまで生き抜いたのか、ルーシーの気持ちまで否定してしまう気がして……。
ちゃんと愛犬の死を受け入れて向き合って、その子の犬生がどれだけ素晴らしかったか、どれだけ愛情と幸せに満ちていたか、最期まで頑張り続けたその姿に感謝と尊敬を。
またいつか、虹の橋の向こうで会えるのだから、笑顔で「さよなら」をしたいですよね。





+++拍手お礼+++


■ろんまま様
いつも拍手有難うございます。朝晩、かなり涼しくなりましたね。
日中はまだ暑い日が多いけれど、昨年に比べたら大分過ごしやすいです。
ろん君、良かったですね。まだまだ秋が待ち遠しいかもしれないですけど。

トリマーさんの愛犬、最後の力を振り絞って待っていてくれたのでしょうか。
最期に一目会いたかったのかもしれませんね。
最期、苦しまずに逝けたのでしょうか。そうだと良いです。
健気なワンちゃん、最後の願いが叶えられて良かったです。



■jonmama様
いつも拍手有難うございます。やたら台風や低気圧の接近が多いこの頃ですが、ジョン君の容体はいかがでしょうか。安定していると良いのですが。

神が与えた忘却について、なるほどと思いました。
前に進む為に必要な事なんですね。
人間は、悲しみ等の強い感情を長期間持続することは出来ないそうです。
どんなに今が悲しくても半年後、一年後には悲しみは薄れている、知らず時間が薬になっているそうです。
これって救済ですよね。どんなに深く落ち込んでも悲しんでもいつかは浮上するという。

時々、思い出してあげることが魂の慰めになるという言葉、全くもって同感です。
人間もペットも忘れられる事が一番悲しいことで、忘れない為にも○周忌等の法要があり、日常生活において故人を思い出すことこそが一番の供養だと思っています。
人やペットも死んだら全て終わりです。
ですが、思い出すことで心や記憶の中で生きるって、共に歩むってそういう事ですよね。

ママさんも看護の中で幸せな事、辛い事たくさんあると思います。思い出は生きている間にしか作ることが出来ません。だからどうか今を、このまま頑張って下さいね。心から応援しています。

拍手

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ILLUSTRATION BY nyao nyaoチャ箱♪  
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