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16歳で旅立ったミルキー&心不全末期、肺水腫、腎不全のルーシー闘病記。そして、新入りノエルとの生活
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みる
性別:
女性
趣味:
食べる事
自己紹介:

★ミルキーは16歳と1ヶ月で天国へと旅立ちました。

頑張って生きようとする姿を見守り、最期は腕の中で看取ることが出来ました。




★ルーシーは15歳と9か月で旅立ちました。

心臓の腱索が切れたのが原因か、突然の心臓発作で倒れ、心不全(僧帽弁閉鎖不全症)の末期&肺水腫で一時は危篤。

これ以上の治療が出来無い為、投薬だけで通院しませんでした。

それでも、末期にも関わらず闘病1年5か月を自宅の酸素室で療養して生き抜きました。




★そして現在、生後2か月の女の子「ノエル」を新たに迎えて子育て中。

正直、子犬よりシニア犬に魅力を感じる私です。

まるで宇宙人の様な子犬相手に頑張って教育しています。

将来はミルキーやルーシーのように落ち着いた子に育って欲しいと儚い望みを…(遠い目)
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2024/04/24 (Wed)
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2014/04/17 (Thu)

本日、酸素室で眠るルーシー


前回更新日の夜から練フードを食べてくれるようになり安心したのも束の間、14日朝に未消化フードを戻し、15日深夜3時から9時の間に8回以上の激しい嘔吐をしました。
吐瀉物は直前に食べたヨーグルトや水、そして黄色い液体や白い泡へと変わっていきました。

しきりに伸びをして、時に歯がカチカチ鳴るような震えが襲い、動き回って痛みに耐えるルーシーをずっと見守って夜が明けました。



日中はずっとモニターで監視


途中、痛みの所為なのか酸素室の壁に体や顔面をぶつける動作をし、激しい開口呼吸を始めました。
眼球は傷付いて角膜が酷い状態です。
今、心臓発作が来たらお終いだと体中が震えるような恐怖に襲われました。
ここで終わりたくないと強く願いました。

吐瀉物の処理で酸素室の扉は開いている時間が長く、ルーシーの心拍は何時もよりも早く強く、しかも空白がある乱れた状態です。
激しい嘔吐が、痛みが心臓に負荷を与えているのでしょう。



虚ろな目を開けて眠るルーシー


自分の名前を忘れ、声を掛けても反応しない、感情が希薄なルーシーが苦しみから逃れたくて私の腕に自ら前足を乗せてきて「助けて!!」って全身で訴えるんです。
こういうの、堪らないですよ本当に。
だって私、何も出来ない。
背中を摩って宥めることしか出来ないです。



時々、息をしているか確かめます。


不幸中の幸いか、心臓発作が起きることはありませんでした。
でも、嘔吐が治まってもお腹が痛むようで苦しんでいます。
多分、水ですら受け付けない状態だと思いまして36時間の絶食を行うことにしました。

この間、おしっこ4回とウンチ少量を2回しました。
下痢しなくて本当に良かった。



断食後、酸素室から出たそうにしていたので部屋へ出したらゴロン。


36時間後、最初はシリンジで水を2.5cc与えてみました。
これを吐くようだったら、もうどうしようもありません。
病院へ連れていけないのに点滴とか無理でしょうし、往診も頼めない。
いろいろ考えなければなりません。



ミルミキサーで作った粉フードと水とニュートリカルで流動食


水を戻さなかった事に気を良くして、次は水にニュートリカルを混ぜたり、グリーンダカラを薄めたりして少しずつ増量しながら時間を置いて水分を与えました。
※ダカラやアクエリアスはポカリよりも塩分が少ない。

液体なら大丈夫だろうと、今度はミキサーで作った粉フード2gに水15ccとニュートリカル1gを混ぜた流動食をシリンジで飲ませました。
最初は嫌がりましたが、美味しいことが分かるとペロペロ飲み込んでくれました。
少しでも栄養を取ってくれて良かったです。



まとめて作ってあった粉フード。本来の1食分は15gで60カロリー


ルーシーに必要なカロリーは140カロリーで、以前よりも量を食べれなくなっていたから不足分はニュートリカルで補って来ました。
ただ、このニュートリカル、多く摂ると便がゆるくなってしまいます。
ルーシーには規定量より少ない量しか与えられません。
そこで今、更にフードに追加する高栄養パウダーを取り寄せています。

現在は、1日かけて半分のカロリーを摂るので精一杯です。
無理に与えてまた嘔吐したら大変ですから、徐々に元通りに増やせたらいいと考えています。



食欲不振から離脱出来た粉フード+ニュートリカル+豆乳を練った食事


そもそも食欲不振に陥った理由は「歯槽膿漏」じゃないかと疑っていました。
食べたいのに食べれないのではないかと。

そこで、上の食事を出したら完食!!
やはり固いものが食べれなくなっていました。
嘔吐する前まで元気も食欲もあったのです。



こんな風にパクパクと食べていました。



へっへっへっ完食だぜ~



もしもし、一粒残ってますけど~



ピンボケだけど天使



きゃわゆいルーシーたん♪



ピンクの前足にズームイン



食欲のある時の顔付きは違いますね



もう、こんな風に歩けないのです。



嘔吐が治まってから、また腹巻しています。



大好きだったヨーグルトも封印中です。



酸素室、20度以下になるとヒーター入れます。


嘔吐して薬が飲めなくなって、心臓の方も同時に心配していました。
今のところ咳は無く、呼吸は安定し血色も悪くはないと思います。
今日もなんとか流動食を食べてくれはしましたが、元気は無くグッタリしている様に見えます。

明日は今日より食べてくれるかな?歩けるかな?元気が出るかな?
少しづつ回復に向かってくれると信じて一日お世話をしています。



この顔のルーシー。大好き。


ちょっと前のこと、久しい友人にルーシーの事を話したら「大変だね」と言われ、私は「いや全然。本当に大変なのはこれから先だよ」と返したのが本当になってしまいました。

安定していても急転直下、先はどうなるかは分からない。
逆に九死から一生を得ることだってある。
僅かでも希望は持ちたいですね。





+++拍手お礼+++

■moke_mama様
命を繋ぐ事への自問自答、愛犬の意志や自分のエゴについて考えた事は私も経験があります。悩みながら最期を迎え、全てが終わっても自分の中では何時までもグルグルと終わらなかったです。更に疑問や疑念は増え、後悔して混乱し絶望しました。

答えの無い自問自答は、愛犬不在の前には無意味なものだと随分と時間が経ってから飲み下すことが出来ました。悩み後悔することも悲嘆に暮れることも何時か昇華できる時が来ると思います。その大きな悲しみは全て愛犬への深い愛情からくるものであり、モークさんがどれだけ大切な存在だったかの証でしょう。

私はmamaさんと同じ答えを出します。終末期を過ごすにあたって愛犬の最後の意思表示を尊重して解放しようと考えて来ました。でも、実際にその場になったら悩むのでしょうね、きっと。
何が最良だったか、色んな可能性がある限りそれは誰にも分らないことだと思います。mamaさんは最期まで全身全霊で愛情込めてお世話をしたと思います。それは誰にでも決して出来ることではなく素晴らしいことです。誇りですよ。

ルーシーをご心配下さって有難うございます。かなり容体は悪いみたいで元気がありません。mamaさん達を目指して最期まで頑張って看取りたいですね。



■ろんまま様
温かいエールを有難うございます。現在、なんとも言えない状態のルーシーですが、また元気になれるように毎日お世話を続けていきたいと思っています。
ベランダ菜園は収穫が楽しみですね。頑張ってください。
歯医者さん、思い切って電話予約してしまえば覚悟がつくと思うのですが、どうでしょうか。



■jonmama様
初めまして、拍手有難うございます。本当に年齢が近いですね、ジョン君と半年違いです。
同じ病気で頑張ってらっしゃるんですね。色んな症状があるのでしょうか?お薬の種類が多くてビックリしました。ご飯に混ぜたりしないと飲まない場合、食欲なくなった時には飲ませるのも一苦労ですね。ルーシーは嫌がる元気も無くて大人しくシリンジで溶かした薬を飲んでくれました。
心臓病の場合、いつ何が起きるか分からないので大変だとは思います。
本当、お互いを励みに頑張りたいですね。ジョン君と共に夏を迎えたいです。

拍手

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ILLUSTRATION BY nyao nyaoチャ箱♪  
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