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16歳で旅立ったミルキー&心不全末期、肺水腫、腎不全のルーシー闘病記。そして、新入りノエルとの生活
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食べる事
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★ミルキーは16歳と1ヶ月で天国へと旅立ちました。

頑張って生きようとする姿を見守り、最期は腕の中で看取ることが出来ました。




★ルーシーは15歳と9か月で旅立ちました。

心臓の腱索が切れたのが原因か、突然の心臓発作で倒れ、心不全(僧帽弁閉鎖不全症)の末期&肺水腫で一時は危篤。

これ以上の治療が出来無い為、投薬だけで通院しませんでした。

それでも、末期にも関わらず闘病1年5か月を自宅の酸素室で療養して生き抜きました。




★そして現在、生後2か月の女の子「ノエル」を新たに迎えて子育て中。

正直、子犬よりシニア犬に魅力を感じる私です。

まるで宇宙人の様な子犬相手に頑張って教育しています。

将来はミルキーやルーシーのように落ち着いた子に育って欲しいと儚い望みを…(遠い目)
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2024/04/26 (Fri)
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2014/07/23 (Wed)

3年前の画像 季節外れ過ぎる(汗


先日、TVで老犬介護施設の様子を観ました。
24時間監視でMRI設備有だそうで、月に10万円の費用が掛かるとのこと。
それぞれ病院のお薬代や治療代は別途になるのでしょうね?
そうすると、もっと費用が掛かかってしまって一般家庭では利用するのに躊躇われます。

ほんの短いVTRでは判断できないのですが、預けられているワンちゃんの中には元気にオモチャで遊んでいる子の姿が見られて「とても介護が必要な老犬には見受けられない」と思いました。
もしかしたら夜泣きが酷いとか、日中は仕事で世話が出来ないとか様々な理由があるのかもしれません。
一握りの利用者だとしても、これはこれで幸せなことかもしれません。


現実として、とても残念なことに手の掛かる病犬や老犬を捨てる飼い主が増えていて、無残にも殺傷処分されています。
今まで一緒に暮らしてきて育んだ愛情は一体どこへ?
高額な費用が捻出出来なくて治療が出来ないのならば、そのままでも最期までお世話するのが義務ではないのか、本当にそう思います。
他人の事とはいえ同じ年頃の犬を何頭も飼っている方を見ると、果たして最期までお世話出来るのだろうかと不安を覚えてしまいます。
私が大変だったからって、余計なお世話ですよね。



珍しくルーシーが靴下履いてる!


ミルキーとルーシーは約2年半の年の差がありました。
もう少し離れていても良かったかもしれませんが、順当に老化して患って生を終えました。
犬の寿命が延びた分、医療や介護施設の需要が増えるのは当然のことで、数か月~数年に渡って看護や介護、高額な治療費が掛かるようになります。

ミルキーは、心臓のお薬を飲むくらいだけでしたから治療費はあまり掛かりませんでした。
検査と薬代で月に1万円もあれば足りました。
でも、痴呆なのか夜泣きが酷くて(日中も)家族が眠れず、近所迷惑も気になって大変でした。
睡眠不足で家族の体調や仕事に影響が出て最悪、家族崩壊に繋がりそうで怖かったです。

何とかならないかとネットで防音の犬小屋を見つけましたが、制作には時間が掛かることを知ってガックリ。
泣く泣く階段下の物入れを清掃して、サークルを置いてヒーターと照明を引いて簡易な防音室モドキに夜間だけミルキーを寝かしました。
自分達の睡眠不足を解消する為にミルキーを閉じ込めて、罪悪感で一杯でした。
ミルキーは変わらず一晩中吠え続けていました。

こういう時に介護施設があったなら、夜間だけ利用したいと考えたでしょう。
でも、夜鳴きするミルキーが入ったら他のワンちゃん達には睡眠妨害で迷惑ですよね。
あっ!もしかしたら施設にもそういうワンちゃんがいるだろうし、夜にちゃんと眠れているのかしら?なんか預けるのにも不安です。



ふたり共ギュッて両腕で抱きしめたいなぁ


ルーシーはミルキーの夜鳴きを知っていて同じように眠れぬ夜を過ごした所為か、自身が夜鳴きし始めて数日で生涯を終えてしまいました。
そう考えてしまうほど性急な最期でした。

治療費等は予想以上に掛かりましたが、貯金全てはたく覚悟でいました。
毎日注射を打つような病気、例えばガンに比べたらずっと安く済んだことでしょう。
入院も長引けば大変です。



ルーシーたんの横顔~~~ううううっ


高額な施設に入ることが出来るのは、家族や愛犬にとって一つの幸せなカタチです。
事情があって時々しか会えないけれど、安心をお金で買えます。
けれど、犬にとっては飼い主の傍にずっと一緒に居られることこそが最高の幸せなんじゃないかと思います。
どうしようも無くなった時の最期の砦として介護施設があれば、心配事が一つ減って今を頑張れるかもしれません。


ルーシーが肺水腫で入院したあの日、去り際の「いかないで」って目が忘れられません。
退院後、自宅の酸素室で大喜びしていた様子から、たった1日の別れでもルーシーにとっては耐え難いものであったと知りました。
パピーの頃、避妊手術で1日入院、肺水腫で1日入院、生涯で2日しか離れた事なんてなかったものね。
どこに行くにも一緒で地下鉄、電車、新幹線も何度も乗りました。
ふたりとも、自動車に乗るのも大好きで。
きっと、ずっと一緒にいられて幸せだったのは私の方でしたね。





+++拍手お礼+++


■ろんまま様
いつも拍手有難うございます。そうそう、写真をたくさん撮るのって凄くいいと思います。
写真と違ってデータに残しておけば嵩張らないし、無くならないし本当に便利な時代ですよね。

お正月の晴れ着・・・ルーシー達の着物姿の事かな?振り返ると、ふたりとも元気な時は毎年着せていたと思います。でも残念なことに画像は撮ってなかったのです。着物を新調したら撮っていたかもしれません(笑)自作洋服のモデル時代からHP用の画像が残っているのと、ブログ始めてからの膨大な量の画像が残っているのは、今思えば良かったです♪まぁ、殆どがピンボケのボツ画像なんですけどね。



■jonmama様
いつも拍手有難うございます。毎回コメントの内容に、ジョン君の頑張って生きている姿に心を打たれ、陰ながら応援させて頂いています。
低気圧、大丈夫でしたか?超大型台風の接近にジョン君の心臓の事が真っ先に気になっていました。
また、食欲はいかがでしょうか?肺水腫でない事とニュートリカルで体重維持出来ているようですから、また食欲復活しそうですよね。
一日一日を噛み締めて、二人五脚(?)で頑張ってきたのですもの、今度もきっと!と信じています。

ママさんの心情を考えると胸が張り裂けそうな気持ちですが、どうかジョン君が苦しむことがないように、1日でも傍にいられるように祈るばかりです。



■ジュリエットの母様
ジュリエットちゃんのご冥福を心よりお祈りいたします。
ミルキーやルーシーと同じ場所へ旅立ってしまわれたのですね。今頃はきっと、ジュリエットちゃんも元気な姿でみんなと一緒に野を駆け回っていることでしょう。

ジュリエットちゃんにとっては苦しい病から解放され、そしてママさんからの深い愛情と手厚い看護を受けて、たくさんの幸せと一緒に旅立てたのだと思いますよ。
それは、とても幸福な犬生です。
心臓病末期で一年も生きてこれたのは、ママさんの強い気持ちに応えたい一心だったからでしょう。とても親思いの我慢強いジュリエットちゃんでしたね。

現在、とても寂しいお気持ちで過ごされていることと思います。
最期の瞬間に立ち会えなかった事、どうか悔やまないで下さい。
ルーシーの時には偶々苦しんでいなかっただけで、ミルキーの時は目を見開き苦しんで口を開け舌を突き出した、まさに息の根が止まる瞬間を目にして、それまでの穏やかな介護生活の記憶は吹き飛んで最期の苦しい瞬間だけが私の心に大きな傷として残ってしまい、随分長い間苦しみました。
思うに、ジュリエットちゃんは最期を見せたくなかったのかもしれません。
十分な幸せを感じて満足して旅立っていったような気がします。

きっと様々な後悔があると思いますが、末期にも関わらず頑張り抜いたジュリエットちゃんとの長い看護生活で温かく優しい幸福な時間こそが全てだったと思いますよ。
どうか、瞬間の苦しみに囚われないで長く幸せだった過程を思い出して下さいね。
真実、ジュリエットちゃんは幸せだったと思います。

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ILLUSTRATION BY nyao nyaoチャ箱♪  
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