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16歳で旅立ったミルキー&心不全末期、肺水腫、腎不全のルーシー闘病記。そして、新入りノエルとの生活
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みる
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女性
趣味:
食べる事
自己紹介:

★ミルキーは16歳と1ヶ月で天国へと旅立ちました。

頑張って生きようとする姿を見守り、最期は腕の中で看取ることが出来ました。




★ルーシーは15歳と9か月で旅立ちました。

心臓の腱索が切れたのが原因か、突然の心臓発作で倒れ、心不全(僧帽弁閉鎖不全症)の末期&肺水腫で一時は危篤。

これ以上の治療が出来無い為、投薬だけで通院しませんでした。

それでも、末期にも関わらず闘病1年5か月を自宅の酸素室で療養して生き抜きました。




★そして現在、生後2か月の女の子「ノエル」を新たに迎えて子育て中。

正直、子犬よりシニア犬に魅力を感じる私です。

まるで宇宙人の様な子犬相手に頑張って教育しています。

将来はミルキーやルーシーのように落ち着いた子に育って欲しいと儚い望みを…(遠い目)
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2024/05/01 (Wed)
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2014/07/23 (Wed)

3年前の画像 季節外れ過ぎる(汗


先日、TVで老犬介護施設の様子を観ました。
24時間監視でMRI設備有だそうで、月に10万円の費用が掛かるとのこと。
それぞれ病院のお薬代や治療代は別途になるのでしょうね?
そうすると、もっと費用が掛かかってしまって一般家庭では利用するのに躊躇われます。

ほんの短いVTRでは判断できないのですが、預けられているワンちゃんの中には元気にオモチャで遊んでいる子の姿が見られて「とても介護が必要な老犬には見受けられない」と思いました。
もしかしたら夜泣きが酷いとか、日中は仕事で世話が出来ないとか様々な理由があるのかもしれません。
一握りの利用者だとしても、これはこれで幸せなことかもしれません。


現実として、とても残念なことに手の掛かる病犬や老犬を捨てる飼い主が増えていて、無残にも殺傷処分されています。
今まで一緒に暮らしてきて育んだ愛情は一体どこへ?
高額な費用が捻出出来なくて治療が出来ないのならば、そのままでも最期までお世話するのが義務ではないのか、本当にそう思います。
他人の事とはいえ同じ年頃の犬を何頭も飼っている方を見ると、果たして最期までお世話出来るのだろうかと不安を覚えてしまいます。
私が大変だったからって、余計なお世話ですよね。



珍しくルーシーが靴下履いてる!


ミルキーとルーシーは約2年半の年の差がありました。
もう少し離れていても良かったかもしれませんが、順当に老化して患って生を終えました。
犬の寿命が延びた分、医療や介護施設の需要が増えるのは当然のことで、数か月~数年に渡って看護や介護、高額な治療費が掛かるようになります。

ミルキーは、心臓のお薬を飲むくらいだけでしたから治療費はあまり掛かりませんでした。
検査と薬代で月に1万円もあれば足りました。
でも、痴呆なのか夜泣きが酷くて(日中も)家族が眠れず、近所迷惑も気になって大変でした。
睡眠不足で家族の体調や仕事に影響が出て最悪、家族崩壊に繋がりそうで怖かったです。

何とかならないかとネットで防音の犬小屋を見つけましたが、制作には時間が掛かることを知ってガックリ。
泣く泣く階段下の物入れを清掃して、サークルを置いてヒーターと照明を引いて簡易な防音室モドキに夜間だけミルキーを寝かしました。
自分達の睡眠不足を解消する為にミルキーを閉じ込めて、罪悪感で一杯でした。
ミルキーは変わらず一晩中吠え続けていました。

こういう時に介護施設があったなら、夜間だけ利用したいと考えたでしょう。
でも、夜鳴きするミルキーが入ったら他のワンちゃん達には睡眠妨害で迷惑ですよね。
あっ!もしかしたら施設にもそういうワンちゃんがいるだろうし、夜にちゃんと眠れているのかしら?なんか預けるのにも不安です。



ふたり共ギュッて両腕で抱きしめたいなぁ


ルーシーはミルキーの夜鳴きを知っていて同じように眠れぬ夜を過ごした所為か、自身が夜鳴きし始めて数日で生涯を終えてしまいました。
そう考えてしまうほど性急な最期でした。

治療費等は予想以上に掛かりましたが、貯金全てはたく覚悟でいました。
毎日注射を打つような病気、例えばガンに比べたらずっと安く済んだことでしょう。
入院も長引けば大変です。



ルーシーたんの横顔~~~ううううっ


高額な施設に入ることが出来るのは、家族や愛犬にとって一つの幸せなカタチです。
事情があって時々しか会えないけれど、安心をお金で買えます。
けれど、犬にとっては飼い主の傍にずっと一緒に居られることこそが最高の幸せなんじゃないかと思います。
どうしようも無くなった時の最期の砦として介護施設があれば、心配事が一つ減って今を頑張れるかもしれません。


ルーシーが肺水腫で入院したあの日、去り際の「いかないで」って目が忘れられません。
退院後、自宅の酸素室で大喜びしていた様子から、たった1日の別れでもルーシーにとっては耐え難いものであったと知りました。
パピーの頃、避妊手術で1日入院、肺水腫で1日入院、生涯で2日しか離れた事なんてなかったものね。
どこに行くにも一緒で地下鉄、電車、新幹線も何度も乗りました。
ふたりとも、自動車に乗るのも大好きで。
きっと、ずっと一緒にいられて幸せだったのは私の方でしたね。





+++拍手お礼+++


■ろんまま様
いつも拍手有難うございます。そうそう、写真をたくさん撮るのって凄くいいと思います。
写真と違ってデータに残しておけば嵩張らないし、無くならないし本当に便利な時代ですよね。

お正月の晴れ着・・・ルーシー達の着物姿の事かな?振り返ると、ふたりとも元気な時は毎年着せていたと思います。でも残念なことに画像は撮ってなかったのです。着物を新調したら撮っていたかもしれません(笑)自作洋服のモデル時代からHP用の画像が残っているのと、ブログ始めてからの膨大な量の画像が残っているのは、今思えば良かったです♪まぁ、殆どがピンボケのボツ画像なんですけどね。



■jonmama様
いつも拍手有難うございます。毎回コメントの内容に、ジョン君の頑張って生きている姿に心を打たれ、陰ながら応援させて頂いています。
低気圧、大丈夫でしたか?超大型台風の接近にジョン君の心臓の事が真っ先に気になっていました。
また、食欲はいかがでしょうか?肺水腫でない事とニュートリカルで体重維持出来ているようですから、また食欲復活しそうですよね。
一日一日を噛み締めて、二人五脚(?)で頑張ってきたのですもの、今度もきっと!と信じています。

ママさんの心情を考えると胸が張り裂けそうな気持ちですが、どうかジョン君が苦しむことがないように、1日でも傍にいられるように祈るばかりです。



■ジュリエットの母様
ジュリエットちゃんのご冥福を心よりお祈りいたします。
ミルキーやルーシーと同じ場所へ旅立ってしまわれたのですね。今頃はきっと、ジュリエットちゃんも元気な姿でみんなと一緒に野を駆け回っていることでしょう。

ジュリエットちゃんにとっては苦しい病から解放され、そしてママさんからの深い愛情と手厚い看護を受けて、たくさんの幸せと一緒に旅立てたのだと思いますよ。
それは、とても幸福な犬生です。
心臓病末期で一年も生きてこれたのは、ママさんの強い気持ちに応えたい一心だったからでしょう。とても親思いの我慢強いジュリエットちゃんでしたね。

現在、とても寂しいお気持ちで過ごされていることと思います。
最期の瞬間に立ち会えなかった事、どうか悔やまないで下さい。
ルーシーの時には偶々苦しんでいなかっただけで、ミルキーの時は目を見開き苦しんで口を開け舌を突き出した、まさに息の根が止まる瞬間を目にして、それまでの穏やかな介護生活の記憶は吹き飛んで最期の苦しい瞬間だけが私の心に大きな傷として残ってしまい、随分長い間苦しみました。
思うに、ジュリエットちゃんは最期を見せたくなかったのかもしれません。
十分な幸せを感じて満足して旅立っていったような気がします。

きっと様々な後悔があると思いますが、末期にも関わらず頑張り抜いたジュリエットちゃんとの長い看護生活で温かく優しい幸福な時間こそが全てだったと思いますよ。
どうか、瞬間の苦しみに囚われないで長く幸せだった過程を思い出して下さいね。
真実、ジュリエットちゃんは幸せだったと思います。

拍手

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2014/07/03 (Thu)

在りし日のミルキーたん、若いよぅ!!


前回の拍手レスでちょっと触れた「肺水腫と呼吸数」について、もう少し詳しく書きます。

肺水腫の恐れのある心臓病の子をお持ちの方は、web検索等で既にご存知かと思います。
昨年の冬頃だったかな、私は獣医さんのHPで「肺水腫かどうかを安静時の呼吸数で判断する方法」を知りました。

ルーシーは病院へ行けなかったし、自己判断で肺水腫が悪化していると思えば利尿剤を増量したりしてやりすごしていました。
肺水腫は、心臓機能が低下すれば何時でも起こり得る病気です。
数時間で重篤化することもあり、毎日の観察とそれに応じたケアが必要です。



旅館でマーキングしまくりだったルーシーたん。女の子なのに……


方法はいたって簡単です。
愛犬が眠っている時の1分間の呼吸数を調べるだけです。

通常は15~25回。
30回~は要検査。
40回~は肺水腫。

※呼吸数は、胸の浮き沈み、あばら部分が広がる回数をカウントします。



半目で眠るミルキー。ミルキーほど強烈な個性のある子はいなかった(ルーシーも負ける)


結構、ちょこちょこ書き忘れてる事があります。
当時は介護で一杯一杯だったから、次に忘れずに書こう!と思ったネタすら忘れてしまうんですよね。


あと、「降圧剤」ACE阻害剤もウソかホントか、投与する時間を調整すると効果が違うそうです。
ルーシーは、たまたま夜間投与(1日1回)していましたが、これによると正解。
心臓は朝方(4~6時)に具合が悪くなることから、この時間に薬の効果が大になるように時間を合わせると良いそうです。
逆に言うと、朝に「降圧剤」を飲むと、薬の効果が一番薄れている時に朝方を迎えてしまうのです。
1日2回の投与なら良いのでしょうね。


また、ネフガードをご飯に混ぜると必要な栄養素まで吸収してしまうから、食後か食間に与えていました。
投薬時間で少しでも効果が変わるのなら、いろいろと試してみる価値はあるかと思います。





+++拍手お礼+++


■moke_mama様
いつも拍手有難うございます。お元気そうで何よりです。
亡くした愛犬との楽しい夢って、いくら願ってもなかなか実現できないとミルキーの時に経験しました。
後悔が大きく心に残っている内は見れないのかなぁとも思いました。
なんと1年近くも掛かりましたからね。
モークさんとの楽しい夢もその内きっと叶いますよ、不意打ちの様に現れると思いますよ。
しかも健康な時の姿で!その時が今から楽しみですね♪

そうですか、分骨されたんですね。
フォトフレームもぬいぐるみもモークさんへの深い愛情を感じます。
ぬいぐるみの出来栄えもワクワクしますね。
そういう風に亡き愛犬を偲ぶことが羨ましく思えます。
私は、失ったものをカタチにして残すと執着してしまって其処から気持ちも離れられなくなってしまいそうで怖いです。
祭壇とか花とかも無い反面、使っていたトイレとかそのままの状態で置いてあるし、愛犬だけがいない日常って感じです。
いつかトイレも自然と片づける日が来るのかな。

mamaさんの仰るように、愛犬とのかつての日々が信じられない位に遠いですね。
今までの長い犬生を思えば、こんな僅かな時間でそんな心境に至るとは思いもしませんでした。
ルーシーの一生の中では、やはり闘病生活が一番の思い出でして、若い頃よりも老犬の頃の方が不思議と可愛く思えます。白くなった目もぼんやりした顔も可愛い印象でしか無く、私には一番イイ顔に映ります。mamaさんはどうでしょうか?



■jonmama様
いつも拍手有難うございます。
とても、とても心配しています。ジョン君のお加減はいかがでしょうか?
今まで幾つもの波を乗り越え頑張ってきた中の一つの不調の波だと思いたいです。
でも、誰よりも傍で見守っていたママさんの危機感がルーシーの時の事を思い出していて、不安でいてもたってもいられないような気持ちでいます。

ミルキーとルーシーの闘病生活の経験で「直感」を信じる様になりました。
二頭とも運命を分けるような発作や最期の瞬間に立ち会えたのは、全てこの直感のお蔭です。
少しでも愛犬の事が気になったら直ぐに見に行き、何ともなくても気になればそのまま観察し続けました。
観察していると発作が起きたり、呼吸が止まったりと何かが起こりました。
嫌な予感とかではなくて、「なんか気になる」程度の些細な気持ちの変化です。
緊迫した日々の連続でしたから、神経が研ぎ澄まされていたのかもしれません。

どうか、どうか少しでも苦しまないように辛くないように、そればかりを願ってしまいます。
ジョン君が1日も早く今の状況から回復出来て、ママさんに笑顔が戻りますように。

拍手

2014/05/28 (Wed)
※5月30日 一部加筆修正しました

亡くなる一週間前のルーシー


日が経つに連れて、ルーシー不在の穴が大きくなるのを感じています。
1~2時間置きにトイレやら投薬で甲斐甲斐しく世話をしていた毎日から突然放り出されて、何をして過ごせば良いのか時々分からなくなります。
そんなことを感じている時の視線は、気づけばいつもルーシーが居た場所を彷徨っています。
途端に叫び出したい衝動に駆られて床に大の字に寝転び、ただひたすら天井をジッと見上げては涙を飲み込んでいます。



ゴミ箱を舐めながらシッポを振っています


決して悲しい訳ではありません。
時々、寂しくて堪らない気持ちが決壊して、本当にどうしようもない時があるんです。
「ルーシーと前の生活に戻りたい」
あの、ささやかな幸せが大きな喜びだった日々に。
それが叶わないと誰よりも知っているから、こんなにも寂しいのですね。



ハァハァ


TVドラマも毎週楽しみに観ているし、食事も美味しく頂いています。
ミルキーやルーシーの話題も笑って出来ます。
物思いに沈んで鼻の奥がツンとしてきたら、思考を変えて楽しいことを考える様にしています。
泣いて寂しさが紛れるならそうしたいけれど、余計に寂しくなるだけだから。
家の中でルーシーの面影を追えば自分が辛くなります。



僅か一週間後にお別れが……


末期とはいえ平穏だった日々が、突然の食欲不振に見舞われて強制給餌して、やがて意味もなく一日中吠え続けて落ち着きなく動き回り、すぐに旅立ってしまったルーシー。

期間の差はあれ、ミルキーの場合も同様の経路を辿って逝きました。
だから、ルーシーに忍び寄るお別れの気配は感じ取っていました。



ふは~~~っと大あくび


感情のこもらない吠え声、何かに急き立てられているように昼夜を問わず吠え続けて落ち着きなく動き回る症状は、お別れが近いワンちゃんによくある行動だそうです。

オシッコやウンチをしなくなるのもそうです。
胃腸の働きが悪くなり、動かなくなります。
そうすると、流動食や水さえ飲み込む事が出来ずに受け付けなくなります。

亡くなる前に体から異臭がする子もいるそうです。
ルーシーが亡くなる数日前に、部屋に漂う排水口の臭いが気になって除菌掃除をして綺麗にしたのにも関わらず、ずっと臭いが消えなくて不思議に思っていました。
あれから、臭いは全くしていません。
もしかしたら、ルーシーが原因だったのかもしれません。
また、ミルキーが亡くなる当日、ルーシーがしきりにミルキーの頭の臭いを嗅いでいました。
私には感じられなかった迫り来る死の臭いを嗅ぎ取っていたのかもしれません。

体中から出血する子もいるそうです。
ミルキーは亡くなる直前に膣から出血しました。
亡くなった直後にも鼻から大量に出血しました。
この出血が頭部からなのか、肺なのかは不明です。



舌ベロが可愛い


ミルキーを見送って2年後にルーシーを送り出したのですが、その経験からか冷静に対処が出来て落ち着いた最後のお別れの時間を得たように思えます。

葬儀を依頼する霊園も決まっていましたし、ルーシーの亡骸のお世話の方法も知っていました。
気温が高い日で、酸素室の暑さ対策用に冷凍してあったペットボトル6本をルーシーの保冷に使いました。
900ccのペットボトルを凍らせるのには2日かかるから凄く役に立ったけれど、複雑な気持ちで使用しました。



可愛いなぁルーシー、可愛かったなぁ。


心肺停止すると、筋肉が弛緩してウンチやオシッコが出てきます。
汚れていたら綺麗に洗います。

頭は常に高く持ちます。
頭を下に向けると体液や血液が鼻や口から流れ出ることがあります。

体を綺麗にしたら、横向きにリラックスした状態で寝かせます。
洋服は脱がせました(洋服着用で火葬出来ない為)
死後硬直したら姿勢は変えられませんし。
頭は、折りたたんだペットシーツを置いて少し高くしました。
目や口も閉じてあげます(サージカルテープで押さえました)

息を引き取ると細胞は死滅して腐敗が始まります。
一番腐敗の進むお腹を中心にドライアイスや凍らせたペットボトルを置きます。
ペットボトルは結露しますので必ずタオルや手ぬぐいに包みます。
ペットボトルは6~8時間持ちますが、保冷材は短い時間しか持たないです。
ルーシーにはペットボトルを同時に4本置きました。

ドライアイス等を置いたら、全てを覆うように厚いバスタオルや布団を掛けます。
なるべく空気に触れない様に、こうすると冷気が逃げません。
少しでも綺麗な姿で見送りたい気持ちで一杯でした。


息を引き取った時のこと、とても良く覚えています。
悲しい瞬間も幸せな時間も、一つたりとも忘れたくはありません。
それでも、時間と共に薄れゆく記憶があります。
それを取り戻すことが出来るブログを続けていて本当に良かったです。
いつでも幸せなルーシーに会えるから。





+++拍手お礼+++

■jonmama様
いつも拍手有難うございます。ジョン君の病院通いお疲れ様です。
特に異常が無くて良かったですね。ルーシーが肺水腫で喀血した時には、所謂ショック状態で腎臓数値もガン上がりました。一時的なものでしょうが、あの時はビックリしました。
何よりも肺水腫をどうにかしなくちゃいけなかったので大変でした。
助かるかどうかも微妙な状態でしたから、闘病1年5か月は奇跡の日々でした。

お別れが近いと知っていても最期は筆舌し難い辛さがありました。
でも、その辛さや悲しみ以上の幸福が看病でした。
ジョン君の 目指せ16歳!目指せ年越し! どうか叶って欲しいと願っています。
これからも頑張って下さいね。



■ろんまま様
いつも拍手有難うございます。そうですね、7歳で亡くすなんてお辛いですよね。
病気にせよ事故にせよ、どんな亡くし方にも後悔はありますが、若い死は余計に後悔が残ることでしょうね。
そう考えると、やはり看病や介護の末に看取ることが出来るのは幸せなことです。
先代の後悔をろん君に生かして、これから末永く幸せな時を過ごせると良いですね。



■おぺき様
いつも拍手有難うございます。掛ける言葉が見つからないほど悲しんで下さったのですね。
そのお気持ちが本当に嬉しいです。最期まで見守って下さって有難うございます。

お蔭さまで平穏に暮らしています(時に酷く寂しくなりますが)
最後まで頑張り続けて良かったとも思っています。
おぺきさんも、どうかこれからも頑張って下さいね。

拍手

2014/05/03 (Sat)

前記事を更新した後、5月2日午後8時40分頃にルーシーが永眠しました。
今まで応援して下さった皆様、本当に有難うございました。



日中に酸素吸引したり、水や流動食を飲み込めなかったりとかなり衰弱してる感はありました。
また、酸素濃度を上げた酸素室内でも唇の血色は悪く、大きく早く波打つ胸部に不安はありました。

しかし、こんなに早く息を引き取るとは思いもしなかったです。
これから寝たきり介護をする予定で、その日もキドナを追加注文したり、床ずれ防止にビーズクッションのカバーを注文したりしていました。

ずっとルーシーをモニタリングしていて午後8時過ぎに様子を見に行ったら、目を見開いて瞬きをせず、呼吸もしていないようでした。
意識は無く、便を漏らしていました。
心臓はゆっくりと小さく鼓動しているのが確認できたので「まだ間に合う」と思って人工呼吸を始めました。
暫く人工呼吸を続けるも自発呼吸が回復せず、心音を確かめたら既に止まっていました。
慌てて両手で、横臥したルーシーの左胸を肋骨が沈むくらいに強く心臓マッサージし始めました。
何かで読んだ「アンパンマンのテーマが心マのリズムに合う」というのを思い出して、泣きながら涙や鼻水をボタボタ零してアンパンマンを歌い、心臓マッサージし続けました。
でも、願いは届きませんでした。


16歳まで生きられませんでした。
しかし、心不全末期、肺水腫、腎不全と闘い抜いて勝ち得た1年と5か月でした。
ルーシーの最期は発作を起こした様子もなく、吐瀉物もなく、本当に心臓がゆっくりとその機能を停止した感じがします。
ルーシーの表情はここ最近のいつものもので唇も閉じられており、苦しんだ形跡もなく寝ていた時の姿勢のままで暴れた様子も伺えません。
安らかな死が訪れたと思いたいです。

亡くなる直前にブログを書いたこと、どうしても書きたくなって大事な時なのに書きました。
これも今思えば予兆だったのかもしれません。
ブログに書いた内容は、実は一部は夢で見た事のある内容でして、不思議なことに夢で見た内容を現実でも書いてUPしています。
夢か現実か、この2日位はあまりにも頻繁に夢を見ていて、どちらが実際にあったことなのか混同するほどです。
夢の中でもルーシーの看護をしていましたから。

この1年5か月、何時に何を食べたか、オシッコは何時にしたか等を毎日メモし続けて来ました。
最期の日のメモは夕方、酸素濃度を高くした酸素室に入れたところで終わっています。
その続きを5月2日のブログから、今こうして書き足すことで完成させています。


ルーシーの死を受け入れてから、下半身を洗面台でモンシュシュに浸けて綺麗に洗いました。
腹巻も脱がせてスリッカーで全身を梳かし、顔は濡れタオルで拭い、ミルクの香りのするお口の中も軽く拭きました。
今は凍らせたペットボトルを入れた酸素室の中で眠っています。
まるで生きているような、いつものルーシーの姿がそこにあります。


全然吠えなかった子がこの連日吠える様になり、その甲高く愛らしい声が耳に残っています。
シーズーなのにキャンキャン吠える子って初めて聞きました。
唸る時も「なー」ってまるで猫みたいな声。
その声を、もっとずっと聞いていたかったな。
可愛い可愛い私のルーシー。


葬儀は多分、明日になると思います。
思い出が沢山あり過ぎて、毎日がルーシー中心で、全てが終わった後の無力感だとか虚脱感とか容易に想像出来て、どうやってこれから毎日を過ごしていけば良いのか見当も付きません。

多分、もっとここで綴りたかった事があったと思うのだけれど今はもう、ただ寂しくて悲しくてひたすら涙を流し続けているだけです。
とてもこのまま眠ることは出来ず、ルーシーの眠る部屋でブログ更新しました。
最期まで読んで下さって有難うござます。





+++拍手お礼+++


■Jonmama様

神様に祈って下さって有難うございました。
酸素吸引中に私もパワーを送ったのに残念ながら届きませんでした。
短いロウソクの灯が消えゆく様にルーシーの命の灯は静かに燃え尽きました。
これから寝たきり介護をするつもりだったのに、その夢は叶いませんでした。
ルーシーの看護が私の支えでもあったから、本当に悲しいです。
最期まで応援有難うございました。

拍手

2014/05/02 (Fri)

排便後、シャワーして酸素吸引するルーシー


一昨日から何かに憑かれた様に昼夜を問わず吠えるようになりました。
こんなにルーシーが吠えているのを見るのは初めてです。
水も飲まず、僅かな流動食をシリンジで与えていますが、4月29日に7日間振りにした便は半分が下痢状で辛そうな声を何度も上げて苦しみました。



もう、いつ息を引き取ってもおかしくない状況です


5月1日も酸素室内でした便は、少量の固形が出た他は軟便でルーシーのお尻も床も汚れ、シャワーで洗い流しました。
日に日にルーシーの体は弱ってきており、もう歩行は出来なくなりました。
お座りの姿勢を少しの間だけ保てる力しか残っていません。

浴室でグニャリと力が入らず横たわる変わり果てたルーシーを洗い、とどめなく溢れる涙をぬぐいながらドライヤーで体を乾かしました。



夜中はオムツをして酸素室に入ります

オシッコは24時間に一度きりです。



オムツの前側が大きくてガムテープを貼って調整



目を見開いて眠るルーシー



あちこちに目をぶつけて角膜が傷だらけです。



角膜が傷付いて目やにが出て、今はエリザベスカラーを着けています。



もう、目に覇気が無い



後ろ足が上手く動かないけど、胴を持ち上げれば歩けます。


この数日でルーシーを看護する夢を何度も見ました。
何度も見過ぎてブログ更新の内容が夢なのか現実なのか区別が付かなくなっています。
夢の延長が現実であり、何度も何度も夢の中も現実もルーシーの世話をしています。
こうしてブログ更新する夢も見ました。



可愛い可愛いルーシー


本日、午後3時頃に二度目の強制給餌をしている最中、僅かな流動食を飲み込まずに動かなくなりました。
身体を起こして酸素吸引させて、今は酸素室へ寝かしています。
一日中吠えていたのに、あれから音の一つも聞こえてきません。

酸素吸引させている最中も涙が止まらなかったです。
「どうか、生きて」とルーシーの胸に掌を当てて祈りました。



オムツして横たわるルーシー


あれから寝返りも打たずにグッタリ酸素室で横たわっています。
常時、モニターで見ていますが、呼吸しているかどうかの確認を時々、直接確かめに行っています。
吠え声ひとつ無く今も静かに横たわっています。



なんとかお座りの体制をキープ


ここ最近、滅多に吠えないルーシーが急に吠えるようになった事が気掛かりです。
ミルキーの最期も一日中ワンワン吠えていました。
グッタリしているのに狂ったように無表情で吠え続けていた印象がルーシーと重なって見えます。
私には、最後のお別れが近づいている気がしてなりません。



今朝はまだ元気があったけど・・・・・・


GW期間中はフードのお店が休みになるので、今日キドナの追加注文をしました。
どうか一日でも何日でも生きていて欲しい願いも込めて注文しました。



ルーシーの後ろ頭、すごく小さい


体重は減って3.2kgになりました。
凄く軽いし、骨がゴツゴツと当たります。
体重が減った以上に痩せました。



昨日はこうして座れたのに、今日はもう立ち上がることが出来ない。


先程、酸素室で動かなかったルーシーが鳴き声を上げたので、酸素室から出して薄めたスポドリをシリンジで飲ませました。
僅か5ccを飲むのがやっとです。
嚥下出来なくて口の端から流れ出ます。

その内、唇や舌が白くなって酸欠を起こしている様になり、慌てて酸素室へ戻しました。
僅か10分にも満たない時間でした。
昨日よりは今日、時間と共に容体は悪くなって行っているのを実感しています。
お別れが近い事を嫌というほど思い知らされています。
この一瞬一瞬がもう二度と訪れはしないと分かっているからこそ辛いです。



今の容体を思うと、昨日が遠い


ルーシーの命の灯は小さく揺れています。
刻一刻とお別れが近づいています。

現在、酸素濃度を上げた酸素室内でもルーシーの唇の色は薄く、呼吸が荒い状況です。
もう、吠える力も無いようです。
でも、まだ一縷の望みをかけて奇跡を信じたいと思っています。


ここ数日は泣いてばかりの私です。
身体が動かなくなったっていい、一日中吠えても構わない。
もしも神様がいるなら、どうかまだルーシーを連れて行かないで欲しい。
出来る事なら、私が替わってあげたい。




+++拍手お礼+++

jonmamaさん、ろんままさん、moke_mamaさん拍手と温かいメッセージを有難うございます。
最期まで頑張っているルーシーに励ましのお言葉、感謝しています。
現状、個別にお返事出来ない事を心苦しく思います。
皆さんの励ましが私たちの力と支えになっています。
いつも本当に有難うございます。
これからもどうぞ宜しく見守ってください。

拍手

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ILLUSTRATION BY nyao nyaoチャ箱♪  
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