16歳で旅立ったミルキー&心不全末期、肺水腫、腎不全のルーシー闘病記。そして、新入りノエルとの生活
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プロフィール
HN:
みる
性別:
女性
趣味:
食べる事
自己紹介:
★ミルキーは16歳と1ヶ月で天国へと旅立ちました。
頑張って生きようとする姿を見守り、最期は腕の中で看取ることが出来ました。
★ルーシーは15歳と9か月で旅立ちました。
心臓の腱索が切れたのが原因か、突然の心臓発作で倒れ、心不全(僧帽弁閉鎖不全症)の末期&肺水腫で一時は危篤。
これ以上の治療が出来無い為、投薬だけで通院しませんでした。
それでも、末期にも関わらず闘病1年5か月を自宅の酸素室で療養して生き抜きました。
★そして現在、生後2か月の女の子「ノエル」を新たに迎えて子育て中。
正直、子犬よりシニア犬に魅力を感じる私です。
まるで宇宙人の様な子犬相手に頑張って教育しています。
将来はミルキーやルーシーのように落ち着いた子に育って欲しいと儚い望みを…(遠い目)
★ミルキーは16歳と1ヶ月で天国へと旅立ちました。
頑張って生きようとする姿を見守り、最期は腕の中で看取ることが出来ました。
★ルーシーは15歳と9か月で旅立ちました。
心臓の腱索が切れたのが原因か、突然の心臓発作で倒れ、心不全(僧帽弁閉鎖不全症)の末期&肺水腫で一時は危篤。
これ以上の治療が出来無い為、投薬だけで通院しませんでした。
それでも、末期にも関わらず闘病1年5か月を自宅の酸素室で療養して生き抜きました。
★そして現在、生後2か月の女の子「ノエル」を新たに迎えて子育て中。
正直、子犬よりシニア犬に魅力を感じる私です。
まるで宇宙人の様な子犬相手に頑張って教育しています。
将来はミルキーやルーシーのように落ち着いた子に育って欲しいと儚い望みを…(遠い目)

完全にネットに繋げられなくなる前に、昨日頂いた有難いメッセージへ返信させていただきます。
これより以降はブログ更新再開時に返信致します。
お待たせして申し訳ありませんが、どうぞ今後とも宜しくお願いいたします。
+++拍手レス+++
■あや様
拍手有難うございます!おぉ、腹巻愛好者さんですね♪
ネットだと爪が引っかかるし、腹巻の方が傷口の保護に良さそうですね。
ケンコーコムさんも同じボーダー柄でしたね。なんでも人間用の方が安いですよね。
あやさんに同感、腹巻着けるとやっぱり効果がありますよ。内臓が温まるからだと思います。
特に肝臓を温めると良いそうです。右わき腹、肋骨の下辺りです。
それから、ルーシーへ応援有難うございます。
まだまだ寒いので、あやさん達もお体にはお気を付け下さいね。
■moke_mama様
いつも拍手有難うございます!いえいえ、淋しいと訴えられてむしろ喜んでいます(笑)
私も”熱意はあれどコメはせず”なタイプなので、mamaさんの厚い想いをシカと受け止めて早期に復帰出来るように頑張りたいと思っています。
モークさんの病状、心配ですね。お世話する側も様々な葛藤があり、苦しい事と思います。でも、やせ細っても食事を消化し命を繋いでいるのはモークさん自身で、どんな姿でも生きることを望んでいるのではないかと、そう思えました。
愛犬って本当に健気で強いですよね。病気をして倒れて、お世話をしながら味わう幸せは、ちょっぴり苦いけれど互いの愛情と絆を強く感じる幸福感があります。
これからの未来が続くと信じて、共に頑張っているお二人を心から応援しています。
■ろんまま様
いつも拍手有難うございます!7歳ですか、若いですね。犬生の折り返しまで行かないけれど、人間に比べたら生きるスピードが違うんですよね。気付いたら愛犬の方が年を取っていたり。
病気や痴呆をせずに長生きするのは人間同様に難しいですよね。
だから、7歳位で時が止まってくれたら本当に良いと思います。
歯医者に行くのには勇気が要りますね。我慢できなくなったら諦めて行くしかないというか。
治療したら美味しく食べれるので、早く行けば良かったと毎回思います。
お大事にして下さいね。
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懐かしい、元気だった頃のミルキー
2月25日がミルキーの二回目の命日です。
ルーシーが発作で倒れる前までの10ヶ月近くは、毎日が悲しくて辛くて1日がとても長く感じられました。
ミルキーを想うと辛いから、亡くなった時の物は殆ど処分し、部屋に写真さえ飾りませんでした。
それでも、何をするにもミルキーを思い出してしまっては涙を流す毎日でした。
日が昇って、ルーシーの世話をして、ご飯を食べて、眠って。
何事も無く繰り返す毎日の中に”ミルキー”だけがいない壮絶な違和感を感じて過ごしました。
大きくポッカリと開いた空白は、今までミルキーがどれだけ自分にとって大切な存在だったかを思い知らせました。
毎日、ミルキーについて様々な事を考えていました。
ミルキーの死因について、介護中で後悔した事、してやれなかったこと、答えの出ないものをグルグル考え過ぎて余計に辛くなりました。
せめて夢で遭えたら・・・。
そんな気持ちで毎夜ベッドに入るけれど、遭えたためしは無くて虚しさばかりが募りました。
その後、ルーシーの看護が始まってからはミルキーを失った悲しみを感じる間などありませんでした。
物言わぬ冷たくなったミルキーの体
やがて心が癒されてきてミルキーの思い出を笑って語れるようになってきた時、今度は”忘れる”恐怖を味わいました。
ミルキーの体温、ミルキーの匂い、ミルキーを抱いた重み、感触が全く思い出せないのです!
画像を見れば当時の思い出は蘇るし、動画を見ればミルキーの動きや声を思い出せます。
けれど、匂いや感触は時と共に薄れ、遂には忘れ去ってしまいました。
それを自覚した時には、それはもう愕然としました。
いとも簡単に忘れてしまった自分が悔しかったし許せなかった。
ミルキーの介護中、「この幸せな時間を忘れない」つもりで毎日を見つめていましたから。
それから暫くの時が経ち、現在では笑い話になりますがミルキーの体重が5kg前後だったことから米袋(5kg)を抱っこして「こんなに重かったんだ」と涙ぐんだ日もありました。
ミルキーを見送って2年。
やっと過去のアルバムを紐解く余裕が生まれました。
ミルキーを失ってからルーシーの存在に救われ、ルーシーの介護中にはミルキーとの経験が役立ち、ミルキーとルーシーふたりの存在は私にとってかけがえの無いものです。
時々、雲の間に間に頑張っているルーシーを見下ろし、ミルキーにはお空でのんびりお昼寝でもして待っていて欲しいな。
ミルキー800g 迎えた帰りの電車内で名前がなかなか決まらず
白×茶のシーズーの女の子が欲しい!とペットショップ巡り。
寝てる後姿だけで購入を決めて帰ってきたら「ブサイク」だった悲劇。
「ブサカワ」に目覚めるのにそう時間は掛からなかった(笑)
美人は3日で飽きるって言うし?
トイレがちゃんと出来るまではダンボールハウスが寝床
その内、ダンボールを齧って遊びだしてボロボロに。
トイレトレーニング中
オシッコはちゃんと出来るのにウンチは・・・なぜ前足で転がしてトイレから出しちゃうの!?
ウンチ踏みまくりはパピーの頃からでした。
前髪が伸びたので、トップで結んでリボンを付けてみた
すぐに「取って来い」が出来るようになる
噛むとピーピー鳴るオモチャが大好き!!
一日中ピーピー鳴ってた(笑)
これは特にお気に入りの「かめぼん」
歯磨き用にロープのオモチャを与えたら、これがヨダレ臭い臭い~
私の足までガジガジ噛む。目がイッちゃてる!?コワイヨー
ぬいぐるみに囲まれるミルキー。鼻を齧るのが大好き
犬の洋服第一号作。これは「うし」。初めて手作り服を着せた。
これは「ひょう」。自作のアニマルシリーズです。
手を合わせて拝む犬がTVに出てて、ミルキーに教えたら直ぐ出来た!
「南無南無」して~って言うと、手を合わして上下に振るんです。
振ってる間に↑のように合わせた手が外れてしまいます。
つ、疲れた~~~
たまには女の子っぽい服も着せないと。いつも男の子に間違えられちゃう。
海だろうが川だろうが水を怖がりません。ザブザブ入っていきます。
ちなみに↑は湖です。
ログハウスへお泊り。半纏を着たミルキー。小噺でも始めそう。
山など大自然が大好きで連れて行くと大はしゃぎ!
はしゃぎ過ぎて大型犬に挑みます。ミルキーを押さえ込むのに必死です。
ミルキー背負ってチャリで大黒埠頭まで。えらい遠かった。
そんなこんなで”おひとりさま”を満喫していたミルキーでしたが・・・・・・
ある日、新たに家族が増える事になりました。
その名はルーシー。
ルーシーだお!
やんちゃな女の子です。
ミルキーとルーシーご対~面~
ミルキー「ぎゃーーー!なにコイツ!?」
ミルキーはルーシーが気に入らないようでした(笑)
怖くて近づけないミルキー。遠くから見てるだけ。
なにコイツ、なにコイツ、なにコイツ、なにコイツぅ~~~~!!!
ルーシーが嫌いで、ルーシーが側に来ると逃げ腰です。
ルーシーが口を付けた水は飲みません。
先が思いやられます。
こんなに可愛いのにね~~。
ミルキー以上のガジガジ犬でしたが・・・。今でも前歯が欠けてます。
ルーシーは遊びたくてミルキーを追いかけます。
毎日ルーシーから逃げ回るミルキーでしたが、1年もするとまぁまぁ上手く付き合えるようになりました。
お水もトイレも一緒を嫌がらなくなりました。
何をするにもミルキーが先の”年功序列”で生活したから、殆ど嫉妬とかさせずに済みました。
やんちゃなルーシーには、ミルキーを優先したことでミルキーの真似をするようになり覚えも良かったですね。
ミルキーの次がルーシーだと分かっているし、無駄な争いも無く、大人しく順番を待つようになりました。
また、ミルキーが吠えないからルーシーも全く吠えませんでした。
2番目の子の方がしつけが楽です。
並走するミルキー&ルーシー
お散歩に行けばピッタリくっ付いて歩くふたり。
仲良しってわけじゃないのに足並みが揃うんですよ。
懐かしいなぁ。
今週のルーシーも変わりなく過ごしています。
深夜にルーシーと一緒に真央ちゃんの滑りをTVで観て夜更かししました。
私が感動して見ていたのに、ルーシーは「早く酸素室へ連れてけ」と不機嫌MAXで鼻息を荒くしていて仕方なく連れて行きました。
夜はミルキーもルーシーも早くベッドへ入りたがり、大抵は私ひとり部屋で寂しく過ごす事が多かったです。
手が掛からず、猫みたいに自由でマイペースな子達に育てたのは私自身なのに、「一緒にいなくても全然平気」ってあからさまな態度だとチョット傷付いてしまいます。
お母さんは寂しいぞ。
+++拍手お礼+++
■ろんまま様
いつも拍手有難うございます。オリンピック、私も寝不足です。昼間にフラフラします。今回は新世代と大ベテランの活躍が目立ちましたね。レジェンドって(笑)次も頑張って欲しいです。
この辺は雪が全く降らなくて、助かってます。最低気温が高い地域なので、多分燃料費も助かってる筈なんですけど毎月の電気代が怖いです。
ルーシーが動かなければプリケツ撮れます。次回も狙います!
■ちひろ&ラッキー様
いつも拍手有難うございます。お久し振りです!お気遣い有難うございます。ちひろさんもお変わりありませんか?ブログでは悲しみながらも前向きな姿に「凄いな」と毎回感心しています。泣けてくるのはちっとも恥ずかしい事なんかじゃないですよ。ラッキーちゃんへの想いの深さの現れですもの。姉妹のように育ったのですから想像以上にお辛いのだと思います。家族を亡くしたも同然ですよね。それから、ルーシーのこと、ラッキーちゃん知ってるんですね。とても嬉しいです♪まだまだ頑張っています。
女子会。うふふ。おばあちゃん達の女子会。楽しそうで良いですね。
(あちらには書けなかったけど、ちひろさんの着物姿とても可愛かったです。遅れ馳せながらおめでとうございます)
■さわむら様
ぷーちゃんの悲しい報せに胸が痛みます。今のさわむらさんの胸中を思うと・・・・・・
どうぞ安らかに、心からぷーちゃんのご冥福をお祈りいたします。
調子が良かったのに急に心臓が悪化されたご様子ですね。ぷーちゃん、苦しいのに凄く頑張ったんですね。肺に水が溜まっているのに立ち上がって水まで飲んで見せて安心させたかったのでしょうか、その健気さに涙が出ます。
さわむらさんのおっしゃるとおり、肺水腫の辛い苦しみが長く続かなかった事はせめてもの救いだと私も思います。そして、最期はご家族に見守られて旅立てた事も。
これから一層寂しさは募ると思われますが、同じく愛犬を亡くした者としてまた何かありましたら遠慮なく書き込んで下さい。いつでもお待ちしています。

今回は、いつもの記事とは別です。
ミルキーが旅立ってから1年余りの間、ブログ未更新中だったルーシーの画像をupします。
まずは、ルーシーが肺水腫で入院する前までの分です。
2012.3.4撮影
ミルキーがいないことに悲しむ日々。
ルーシーの存在が有り難かった。
2012.3.4撮影
寂しくてルーシーを構い倒すけれど、全く相手にされずorz
ある意味、更に悲しみを募らす。
2012.3.15撮影
ミルキーがいなくても、ルーシーに変化は無し。
犬の場合、人間との関係とは全く違うのかな。
2012.4.18撮影
ルーシが冷たいのは、私がミルキーばかりに構っていた所為だと反省。
喜怒哀楽がほとんど無くなっていることにショック!
2012.4.28撮影
ミルキーがいた頃は従順だったのに。
お手入れを嫌がる素振りを見せるようになってショック!!
2012.5.19撮影
名前を呼んでも反応しない。
レジ袋をガサガサすると、やって来る。ショック~~!!!
2012.5.19撮影
耳が遠いわけでも無さそう。
関心が薄れただけ。
老年になると、一気に変わってくるものがある。
2012.5.19撮影
ミルキーの分もルーシーには生きて欲しい。
2012.6.15撮影
賑やかな2頭いた生活がルーシーだけとなって、その分やっぱり寂しい。
2012.6.26撮影
構って欲しいけど寝てばかり。
いや、昔からそうなんだけど。
2012.6.26撮影
いつの間にか年を取ってしまったんだなぁ~と実感。
(多分、知らなかったけど心臓が悪かった所為だと思う)
2012.10.8撮影
ミルキーがいつもしていた鈴をルーシーに付ける。
ミルキーの匂いが残っているのか、しきりに匂いを嗅いでいる様子。
私の鼻が犬並みに良かったら、私にも分かるんだろうか。
2012.10.8撮影
鼻水がホントに多い。
思えば、これが心臓病&肺水腫のサインだった。
2012.10.31撮影
ルーシーの鈴が鳴る度にミルキーを思い出す。
ミルキーが最期に身に着けていたもので、唯一手元に残した物。
それをルーシーが受け継ぐ。
2012.12.24撮影
咳が気になって病院へ行く。
僧帽弁閉鎖不全症と診断を下される。
何故、今まで聴診で気付けなかった・・・・・・!
2012.12.24撮影
ACE阻害剤、利尿剤を服用開始。
この時にレントゲンを撮っていたら、この先の悲劇は起こらなかったかもしれない。
発作を起して肺水腫で入院する8日前。
+++拍手お礼+++
■ちひろ&ラッキー様
丁寧なレスを有難うございました。気が早いですけど家族全員でお正月を迎えたいですね。
ところで、犬の咳ってクシャミと間違えることも多いみたいです。
ルーシーも病院でグシュッとやったら「咳ですね」と医者に言われました。
鼻水は出てないでしょうか?透明な水の雫がクシャミと共に飛び散ったり、寝ている時に鼻から小さな雫が零れたりしてませんか?もし、そうだったら肺に水が溜まっているかもしれないので、是非とも病院で確認された方が安心です。
あと、ラッセラは激マズ(笑)らしいので、何かに隠して与えた方が良いと思いますよ。
気になるクシャミ、減ると良いですね。どうか、お大事に。
■れい様
悲しい出来事があったばかりなのにルーシーを応援して下さって有難うございます。
とてもワンちゃんを大切に思ってらしたんですね。どうか、ご自分を責めないで下さい。
肺水腫で亡くされたのなら、ワンちゃんもさぞ辛かった事と思います。
愛犬を地獄の苦しみから一刻も早く救って楽にさせたいと、きっと皆さんそう思うはずです。
苦しみを長引かせたくなくて、私は安楽死を考えました。結果的に選ばずに助かりはしましたが、またあの苦しみを味合わせてしまうかもしれない隣り合わせの恐怖をいつでも感じています。
どんなに生きても、どんな失い方をしても悔いはきっと残ると思います。
たら、れば、の可能性は考え出したら尽きないですが、良い結果ばかりではないと思います。
私もそうだったのですが、時間と共に胸の内の後悔が自然と昇華していくと良いですね。
■ろんまま様
いつも有難うございます。毛の色や模様が似ているなんて嬉しいです♪
プリケツ具合も似ているのではないでしょうか?
ルーシーは動き回っていてなかなか難しいんですけど、ご期待にお応えすべく、ろんままさん好みのプリケツ画像を上手く撮れるようにこれからも精進しますね。
まさかルーシーのプリケツ・リクエストが入るとは驚きでしたよ(笑)

ミルキーが旅立って4日目です。
悲しみは尽きませんが、だいぶ気持ちは落ち着いてきました。
全てはルーシーのお陰です。
ルーシーは7月で14歳になる老犬です。
既に腎不全や目の病気を患っていて、日々のケアが欠かせない状況です。
悲しみに暮れ、私が一日中泣き喚いて過ごす事は出来ません。
それに、最期まで精一杯生きたミルキーに申し訳がありません。
ミルキーからルーシーへの命のバトンが渡されたのだと思います。
それでも・・・
ミルキーを看取った日は泣き崩れて余りの喪失感にどうにかなってしまいそうでした。
丸48時間眠らずにいて、しかもミルキーを亡くしたショックで眩暈とふらつきに体までおかしくなりました。
火葬は亡くなった翌日の午後に行いました。
本来なら、冬場だから遺体を暫くは自宅に置いておけますが、ミルキーが息を引き取って数時間後に大量の血を鼻から流れ出しまして、可能な限り生前同様の綺麗な状態のままで天に還したいと考えたからです。
火葬場まで運ぶ限られた短い時間の中、ずっとミルキーを見つめていました。
まずは、するりと頭を撫でて、今は何も映さない瞳を覗き込み名前を呼びました。そして、死後硬直ですっかり固くなったお腹、ドライアイスで凍った背中を優しく撫で続けました。足のパッドだけは変わらずに柔らかく指も曲がるのですね。それが嬉しくて何度も握りました。
死して尚、可愛らしくて愛しくてたまらないのです。
火葬炉の前にて最期のお別れの時
花や折鶴に彩られたミルキーがとても美しくて可愛いくて、たまらずにこのまま連れ帰りたい衝動に駆られました。
この一瞬を見逃すまいと瞬きすらするのが惜しく、また恥も外聞も無く号泣しました。
無常にも点火のスイッチは押されました。
収骨
この白い欠片がミルキーだったのか、まるで実感が湧かぬまま係りの人の指示に従って箸で拾いました。
やっぱり無理言ってでも冷たい体を最期にギュッと抱きしめたかったな、と悔いを感じただけです。
納骨
施設の共同慰霊碑に納骨しました。
丁寧に収骨したのに、納骨は骨壷の蓋を開けてサッと他のペットの骨と一緒にしちゃうんだな、と何の感慨も無く思いました。火葬前と同じ様に此処でもお経をあげてくれましたが、果たしてペットにお経は必要なのか、と詮無いことを考えていた私です。
岐路を辿る途中、唯一つ理解したことは、私の大好きなミルキーの器が、体が消失したということ。もう二度とこの腕に抱くことは叶わないという悲しい事実。
唐突に、胸の奥から何かが勢いよくせり上がってくる感じがしました。
寝たきりになってからのミルキーが最高に可愛く思えて、手ずから与える食事や水、強制排便、投薬管理やらで睡眠時間を初め、まとまった自分の時間が全く持てなかった日々でしたけど、結構介護は楽しかったです。
私の体力的にはキツかったけれど、幸せな日々でした。
寝たきりでも排便と排尿は諦めさせませんでした。
垂れ流しにさせるのは可哀相でしたから。
ワンワン吠える度に駆けつけました。
亡くなる数日前は、1時間も私を自由にさせてはくれませんでした。
毎日、何十回も「可愛い」「天才」と顔を撫でて褒めました。
ここ数ヶ月、何もしていないのにミルキーが尻尾をブンブン振っているのを見かけました。
毎回「何が嬉しいんだろう?」と不思議に思いながらも、そんな光景に頬が緩んだものです。
今思えばミルキーにとって、そう悪くは無い介護生活だったのじゃないかと・・・。
それこそ、幸せを感じてくれていたサインだったのじゃないかと思えてきて涙が溢れます。
最期の瞬間といい、本当に凄い子です。(こんなに嬉しい気持ちにさせて!)
ミルキーがいつも寝ていた場所にミルキーがいない事に違和感を感じる毎日です。
家中、静まり返っています。この静寂が悲しい。
これからの日々、否が応でも少しずつミルキーの不在に慣れていくのでしょうね。

突然ではありますが、2月25日午前1時15分頃
愛犬ミルキーが旅立ちました。16歳1ヶ月でした。
ミルキーがミルキーとして意思を持って静かに逝きました。
四度のてんかんの様な発作の内、三度が呼吸停止しました。
けれど、私の拙い人工呼吸でミルキーは2度も息を吹き返し、数時間も別れの猶予をくれました。
三度目の呼吸停止も全て私の目の前で起こり、蘇生のチャンスを与えてくれました。
本当に、親思いのなんて良い子なんでしょう。
諦めの悪い私の蘇生措置に最後に息を吹き返さなかったのはミルキーの意思だと思います。
生前、老犬の辿る壮絶な介護に思いを馳せ、未来のミルキーの道を覚悟していましたが、まさかの今日、呆気無い最期となりました。
一昨日から昼夜を問わずワンワン吠えまくり、私もミルキーも36時間以上寝ていません。
てんかんみたいな発作と肺炎みたいなものと心臓病が重なった今がミルキーのタイムリミットだったのかもしれません。
呼吸はゼイゼイしてたけれど、意識はあったし下痢、下血、嘔吐も無く実に綺麗な姿のまま、発作で喉を反らせながら、やがて気が遠くなるような感じで静かに呼吸が止まりました。苦痛を訴える悲痛な悲鳴もありませんでした。あまり苦しませずに逝かせてやれて良かったです。
時間は遡りますが、息を引き取る6時間前に病院へ行き、血液検査やレントゲンを撮り、点滴や注射を打ち、明日の診察の約束を取り付けていました。快方に向かうと信じて疑いませんでした。それだけの処置がされたと思っています。
亡くなる前に「病院へ行っていれば」なんて私に悔いが残らないようにミルキーが配慮してくれたのかな?避妊済みなのに不思議な「不正出血」をして慌てて病院へ連れて行ったのですから。
ぶっつけ本番のド素人の人工呼吸に期待に応えてくれて、生きてくれて本当に嬉しかった。
一ヶ月前の尿毒症寸前の状態から劇的な「良い尿」をするようになって安心していた。
きっと私が思うよりも命の危機はもっとあったのでしょうね。
もうこれ以上をミルキーに望んではいけないと思う。
ただね、こんなに悲しいのは初めてで、ミルキーのいない生活なんて想像出来なくて、明日からどうしたら良いのか分からず、ただ呆然としています。
ミルキーが14歳になって老化現象を覚えてから、毎日がミルキー中心でした。
部屋中、家中がミルキーの為の仕様です。
そこにミルキーがいなくなるのが未だに信じられない。
いつもの息して無いのかと疑うほど安らかに眠っているミルキーが此処にいます。
有難うミルキー。本当に有難う。世界でたったひとりのミルキーに感謝を捧げます。
そして、このブログを読んで下さっている方々にも感謝を・・・。