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16歳で旅立ったミルキー&心不全末期、肺水腫、腎不全のルーシー闘病記。そして、新入りノエルとの生活
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みる
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女性
趣味:
食べる事
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★ミルキーは16歳と1ヶ月で天国へと旅立ちました。

頑張って生きようとする姿を見守り、最期は腕の中で看取ることが出来ました。




★ルーシーは15歳と9か月で旅立ちました。

心臓の腱索が切れたのが原因か、突然の心臓発作で倒れ、心不全(僧帽弁閉鎖不全症)の末期&肺水腫で一時は危篤。

これ以上の治療が出来無い為、投薬だけで通院しませんでした。

それでも、末期にも関わらず闘病1年5か月を自宅の酸素室で療養して生き抜きました。




★そして現在、生後2か月の女の子「ノエル」を新たに迎えて子育て中。

正直、子犬よりシニア犬に魅力を感じる私です。

まるで宇宙人の様な子犬相手に頑張って教育しています。

将来はミルキーやルーシーのように落ち着いた子に育って欲しいと儚い望みを…(遠い目)
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2024/04/25 (Thu)
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2013/07/03 (Wed)

6月29日撮影 なんだか笑顔に見える(やや興奮気味でハァハァ中)


先週は割りと安定していると思っていたのに今週は2日程やけに咳が多くて、日中でも酸素室の中でもかなり咳き込んでいました。
台風接近も無いし、思い当たる病状悪化の原因は見当たりません。
最初の頃はそんな体調の変化にアワアワしてパニくっていた私だけれど、今では「そんな日もあるさ」で落ち着いたものです。

調子が良いなって日もあれば、前触れ無く突然の心臓発作で倒れて虫の息になる。
心臓病の恐ろしいのはこの落差です。
ルーシーの場合、予兆が全くといって良いほど無いんです。



珍しくハァハァしていないルーシー。カメラのピントが合って嬉しい。


「次に心臓発作で失神したら命を落とすかもしれない」

私が一番恐れているのは心臓発作。
たった一度の心臓発作で命を落としかけたルーシーだからこそ、何度も耐えられる筈がありません。
それでも数度の発作を乗り越えて生きていることが奇跡です。

発作が起きる度に心臓悪化しているのが手に取るように分かります。
手に伝わる力強かった心臓の鼓動が、今ではかなり弱く感じる。
発作が起きる度に、どんどん酸素室から出られる時間が短くなっていきます。




お鼻をペロリンチョ♪こうして鼻の上の毛玉が作られていくのね(苦笑)


前回(6月5日)の発作は本当に危なかった。
心臓発作を起した時って意識が回復するまで「安静」が鉄則なのに、失神している間に「今回はヤバイ」と直感的に感じて、直ぐに呼吸を確認した後に気道確保して、なんとそのまま抱き上げて階段を駆け下りて直ぐに酸素マスクで吸引させました。

意識回復するまでの間、酸素吸引出来た事は結果的には良かったと思います。
実際、あの時の呼吸&心音はかなり微弱で本当にヤバかったです。
意識が戻っても目の焦点は合わないし、唇は真っ白でしたからね。
私の心臓がバクバク鳴って煩くて、ルーシーの心拍を確かめるのが大変でした。
(頭の中では心臓マッサージの方法を必死に思い起こしていた)

そんなこともあって、心臓発作を起さないようにストレス軽減や興奮のコントロールを心掛けている毎日なんです。




これでも、ちょっとだけハサミで頬の毛をカット成功したのですよ~。


二時間ぐらい酸素室から出ると、唇や舌が↑の画像くらいの血色にトーンダウンします。
(濃いピンクから薄いピンク色に)
連続で3時間以上、外に出すのは難しいかもしれないですね。

興奮が命取りになるから、車に乗せる事も出来ないし、病院の診察はもう無理だし(処置出来ないそうです)このまま今の薬を飲み続けて日々を頑張るしかないです。

病院でのエコーやレントゲンはやっても意味がないと言われて行っていません。
利尿剤の注射をした後でも白く写るモヤ(肺水腫)は、ある程度残ったままなのが最初から分かっているからだそうです。
それを聞いて、検査する意味すら無い本当に手の尽くしようが無い「末期」なのだと泣きたい気持ちになりました。
咳が増えた、呼吸が荒くて酸素室から出すのが怖いと伝えても薬の増減はありません。

それでもなんとか、肺水腫をコントロール出来ているからこそ半年も持ったのだと思います。
病院の薬だけでは心許無くて、勝手にネフガードやラッセラ、タンポポ茶を飲ませたのが良かったのかもしれません。
どの薬が有効だったのかとか具体的には何も分かりません。



いつもスカートが左側に落ちます。その理由は「背骨が曲がっている」から。


あと、コレだけは絶対に効果的だったと断言出来るのは、酸素室を最初から用意していた事ですね。
何日も酸素室で絶対安静してかなり回復しました。
温度と湿度管理をすることで酸素室内の方が冬場に快適だったのも心臓に優しかった。

徐々に何週間も時間を掛けて室内を自由に歩かせるようにリハビリしました。
少しでも具合が悪くなれば即、酸素室へバックします。
末期なのだから過保護で丁度良いってものですよね。

拾い上げる事が出来た命、毎日が「儲けモン」と、モリモリご飯を食べて余命を楽しんで生きているルーシーです。





+++拍手お礼+++


■無記名さま(今度、お名前を教えて下さい)

コメント有難うございました。
私ととても似た境遇で、昨年からのお気持ちを考えると共感して心が痛みます。
シーズーの心臓病の8割以上が僧帽弁閉鎖不全症だそうです。
これも宿命なのかもしれませんが、二頭とも高齢まで生活出来たのは、あなたの手厚いケアのお陰なのではないでしょうか?
看護、介護出来る幸せを噛み締めながら頑張っていきたいと思います。
共に頑張りましょう!応援有難うございます。

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ILLUSTRATION BY nyao nyaoチャ箱♪  
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