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16歳で旅立ったミルキー&心不全末期、肺水腫、腎不全のルーシー闘病記。そして、新入りノエルとの生活
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みる
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女性
趣味:
食べる事
自己紹介:

★ミルキーは16歳と1ヶ月で天国へと旅立ちました。

頑張って生きようとする姿を見守り、最期は腕の中で看取ることが出来ました。




★ルーシーは15歳と9か月で旅立ちました。

心臓の腱索が切れたのが原因か、突然の心臓発作で倒れ、心不全(僧帽弁閉鎖不全症)の末期&肺水腫で一時は危篤。

これ以上の治療が出来無い為、投薬だけで通院しませんでした。

それでも、末期にも関わらず闘病1年5か月を自宅の酸素室で療養して生き抜きました。




★そして現在、生後2か月の女の子「ノエル」を新たに迎えて子育て中。

正直、子犬よりシニア犬に魅力を感じる私です。

まるで宇宙人の様な子犬相手に頑張って教育しています。

将来はミルキーやルーシーのように落ち着いた子に育って欲しいと儚い望みを…(遠い目)
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2024/04/29 (Mon)
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2013/07/03 (Wed)

6月29日撮影 なんだか笑顔に見える(やや興奮気味でハァハァ中)


先週は割りと安定していると思っていたのに今週は2日程やけに咳が多くて、日中でも酸素室の中でもかなり咳き込んでいました。
台風接近も無いし、思い当たる病状悪化の原因は見当たりません。
最初の頃はそんな体調の変化にアワアワしてパニくっていた私だけれど、今では「そんな日もあるさ」で落ち着いたものです。

調子が良いなって日もあれば、前触れ無く突然の心臓発作で倒れて虫の息になる。
心臓病の恐ろしいのはこの落差です。
ルーシーの場合、予兆が全くといって良いほど無いんです。



珍しくハァハァしていないルーシー。カメラのピントが合って嬉しい。


「次に心臓発作で失神したら命を落とすかもしれない」

私が一番恐れているのは心臓発作。
たった一度の心臓発作で命を落としかけたルーシーだからこそ、何度も耐えられる筈がありません。
それでも数度の発作を乗り越えて生きていることが奇跡です。

発作が起きる度に心臓悪化しているのが手に取るように分かります。
手に伝わる力強かった心臓の鼓動が、今ではかなり弱く感じる。
発作が起きる度に、どんどん酸素室から出られる時間が短くなっていきます。




お鼻をペロリンチョ♪こうして鼻の上の毛玉が作られていくのね(苦笑)


前回(6月5日)の発作は本当に危なかった。
心臓発作を起した時って意識が回復するまで「安静」が鉄則なのに、失神している間に「今回はヤバイ」と直感的に感じて、直ぐに呼吸を確認した後に気道確保して、なんとそのまま抱き上げて階段を駆け下りて直ぐに酸素マスクで吸引させました。

意識回復するまでの間、酸素吸引出来た事は結果的には良かったと思います。
実際、あの時の呼吸&心音はかなり微弱で本当にヤバかったです。
意識が戻っても目の焦点は合わないし、唇は真っ白でしたからね。
私の心臓がバクバク鳴って煩くて、ルーシーの心拍を確かめるのが大変でした。
(頭の中では心臓マッサージの方法を必死に思い起こしていた)

そんなこともあって、心臓発作を起さないようにストレス軽減や興奮のコントロールを心掛けている毎日なんです。




これでも、ちょっとだけハサミで頬の毛をカット成功したのですよ~。


二時間ぐらい酸素室から出ると、唇や舌が↑の画像くらいの血色にトーンダウンします。
(濃いピンクから薄いピンク色に)
連続で3時間以上、外に出すのは難しいかもしれないですね。

興奮が命取りになるから、車に乗せる事も出来ないし、病院の診察はもう無理だし(処置出来ないそうです)このまま今の薬を飲み続けて日々を頑張るしかないです。

病院でのエコーやレントゲンはやっても意味がないと言われて行っていません。
利尿剤の注射をした後でも白く写るモヤ(肺水腫)は、ある程度残ったままなのが最初から分かっているからだそうです。
それを聞いて、検査する意味すら無い本当に手の尽くしようが無い「末期」なのだと泣きたい気持ちになりました。
咳が増えた、呼吸が荒くて酸素室から出すのが怖いと伝えても薬の増減はありません。

それでもなんとか、肺水腫をコントロール出来ているからこそ半年も持ったのだと思います。
病院の薬だけでは心許無くて、勝手にネフガードやラッセラ、タンポポ茶を飲ませたのが良かったのかもしれません。
どの薬が有効だったのかとか具体的には何も分かりません。



いつもスカートが左側に落ちます。その理由は「背骨が曲がっている」から。


あと、コレだけは絶対に効果的だったと断言出来るのは、酸素室を最初から用意していた事ですね。
何日も酸素室で絶対安静してかなり回復しました。
温度と湿度管理をすることで酸素室内の方が冬場に快適だったのも心臓に優しかった。

徐々に何週間も時間を掛けて室内を自由に歩かせるようにリハビリしました。
少しでも具合が悪くなれば即、酸素室へバックします。
末期なのだから過保護で丁度良いってものですよね。

拾い上げる事が出来た命、毎日が「儲けモン」と、モリモリご飯を食べて余命を楽しんで生きているルーシーです。





+++拍手お礼+++


■無記名さま(今度、お名前を教えて下さい)

コメント有難うございました。
私ととても似た境遇で、昨年からのお気持ちを考えると共感して心が痛みます。
シーズーの心臓病の8割以上が僧帽弁閉鎖不全症だそうです。
これも宿命なのかもしれませんが、二頭とも高齢まで生活出来たのは、あなたの手厚いケアのお陰なのではないでしょうか?
看護、介護出来る幸せを噛み締めながら頑張っていきたいと思います。
共に頑張りましょう!応援有難うございます。

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2013/06/26 (Wed)

6月23日撮影 視線の先。シンクの上には、いつでも「ご飯」があると信じてるルーシー



あれから一週間、咳は若干減りつつ発作も無く、実に安定した日々を過ごしていました。
酸素室から出す時間も徐々に増えて、一日4~5時間になりました♪

食欲も相変わらず旺盛です。
久々に体重を量ったら、半年前に心不全末期と宣告された時と同じ3.7kgでした。
この子が一命を取り留めたのも、今こうして生きているのも強い「食欲」のお陰です。
きっと、一日中ご飯の事しか頭に無いと思うんです(笑)

忘れもしない今年のお正月、突然の心臓発作と重度の肺水腫で酸欠を起して非常に危険な状態になったあの時。
病院の酸素室で大量の喀血をしていたにも関わらず、どうせ食べないだろうと持参した「ご飯」をペロッと食べて先生をも驚かせました。
ルーシーのその食欲が「もうダメだ」の絶望を「もしかしたら」の希望に変えてくれて、嬉しくて思わず涙が出そうでした。

今日も酸素室のルーシーの様子を見に行くと、尻尾を振りながら私の手や口の匂いを執拗に嗅ぎまわり「ご飯を隠し持ってるんじゃないだろうな?」チェックが入ります(涙)←持ってねーよ!
私に会えて嬉しい訳じゃないのがバレバレで、ちょっと悲しい。っていうか切ないです。




目の下の目ヤニがガチガチに固まっています。お手入れ出来ないもどかしさ~。



肺水腫になってから様々なサイトを彷徨って「水分摂取や湿気」について調べました。
厳しい水分摂取(例:1日150cc等)を医師から指導されるケースもあれば、そうでない場合もありました。
特に利尿剤を服用していると喉の渇きが強いので水を飲みたがりますが、飲みたいだけ与えると肺水腫が悪化するとか書いてあるところもありました。
あと、室内の湿度が高いと悪化する等々。

正解はどれだろう?
結局、自分では判断が付かなかったので医師に聞いてみたら、「水分制限無し」で良いと回答が。
そう言われると、かえって不安だったりして。

いろいろとネットで調べました。最終的には自己判断で。
もともと「ふやかしフード」を与えていたから1日の水分摂取量は把握しています。
利尿剤の影響で更に水分を摂ったとしても、要はオシッコで出てればOKなんですよ。
それでも常時肺水腫なルーシーにはどのラインが危険なのか分かりません。
だから推奨されている水分量/体重の範囲内に収めようと1日200cc程度に決めました。

●ドライフードに150ccの熱湯を掛けてふやかす。
●ふやかしフードにタンポポ茶30ccを掛ける。
●1日3回、食間に飲み水~30cc程度を与える。

飼い主なりに悩んで水分摂取を行ったつもりでしたが、結果的には杞憂に終わったみたい。
ルーシーは利尿剤2mgを服用しているのに喉はあまり渇かないようで、全く水分制限する必要は無かったからです。
オシッコはトイレに出す度にするので1日8~10回しています。多いですよね。
ちゃんと飲んだ水分は出ています。
飲んだ分以上出ると(余分な水分)肺水腫が楽になります。
軽い脱水状態を毎日キープするのが理想です。




興奮が治まるまではずっとハァハァしています。嫌な事をされた時は更に咳が出ます。



湿度と肺水腫の関係ですが、どうなんでしょう?
私はあまり関係がないと思いました。
確かに今日みたいな雨の日で湿気が多いと咳が多くなります。
でも、この咳って肺水腫からの咳じゃないと思うんです。主に低気圧の影響ではないかと。
モロにダメージを食らうので湯気を肺に吸い込むのは厳禁だけど、日常の湿気なら問題ないんじゃないかな。

ちなみに咳の多いルーシーは乾燥しているよりは湿度がややあった方が具合が良さそうです。
酸素室の湿度は50~60%ぐらいに保っています。
一般に気管支の悪い子は乾燥させない方が良いですもんね。

むしろ肺水腫で気をつけなくてはならないのは「臭い&化学物質」です。
ルーシーが肺水腫になってからは塩素系の洗剤を一切使っていませんし、線香等の煙の出るものや液体蚊取り等、強い香りのする物(香水等)も使用していません。
TVで報道されていた有害物質PM2.5や黄砂の多い日は換気をしませんし、空気清浄機を24時間稼動させています。
PM2.5も黄砂も飛散予測情報がHPで閲覧できるので活用しています。

あと最期に、室温について。
実は5月からクーラー使っちゃってます!
多分、近所で屋外機ゴーゴー鳴らしてるのウチだけだと思います(汗)
室温27度を超えたらクーラー稼動してます、夜中まで・・・。
室温は26度に、酸素室は24~26度になるようにしています。(あまり温度差が無いように)
これも全てルーシーの為!!
けど、毎日涼しくてパラダイスです!!(電気代請求で背筋が寒くなるけど)




+++拍手お礼+++

■はおと様
応援有難うございます♪おぉ、腎臓が心配ですね、検査結果はいかがでしょうか。
心臓と腎臓肝臓ってセットで悪くなるもんですよね。投薬が続くと不安材料も増えてきます。
みるくちゃんの回復、良かったですね。まだまだ皆さんと一緒に頑張れそうです。またブログのほうにもゆっくりお邪魔させてもらいます。よろしくお願いします。
お薬は粉薬が多いのかな?カプセルに詰めるってことは。それは、錠剤より大変かもしれないですね。お口を開けてくれるワンちゃんが羨ましい!ルーシーは触らせてもくれなくて困ります。

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2013/06/17 (Mon)

15日撮影 3日振りに酸素室から出て自由を満喫♪


台風接近時に体調が悪化して発作こそ起さなかったものの、咳が凄く増えてしまってあまり宜しくないこの頃です。
喉~胸の辺りでゲコゲコ変な音がするし・・・(気管支虚脱?)
抱っこする時に胸に手を添えると咳き込んじゃう。
だから、お尻から掬い上げるように抱っこしています。
今となっては仰向けなんて、もっての外!



お洋服も着替えました♪ノースリーブが動きやすくて良いですね


またまた3日自宅入院して、やっと1日に二時間だけ外に出る事が出来ました。
いつもながら、酸素室から数日振りに出ると超ハイテンションで困ったものです。
興奮でいつルーシーが倒れるかと、先に私の心臓が悲鳴を上げる~~!
いくらルーシーに「落ち着け」といったところで落ち着く訳が無い。
昼に1時間、夜に1時間、ずっとウロウロ部屋を歩き回っております。



舌も唇も綺麗なピンク色!酸欠で無い証明です。いつも血色の変化に目を光らせています。


今の状態は、興奮すると咳が出るのは当たり前で、歩いている時や休もうと伏せている時も咳が数回出ます。
発作後や低気圧の影響を受けると数十回の咳が断続的に1時間以上出続けます。
今回の咳は心臓からくる咳の増加のようで、心配していた肺水腫の悪化ではなさそうです。
何故なら、1.鼻水の量が増えていない。2.長時間お座りの姿勢をしない。3.安静時、呼吸は平常。4.血色が良い。が理由です。
ぶっちゃけ、最期の血色が良いのが一番の理由なんですが。
今回も、心臓をちょっと楽させようと数日の自宅入院をさせたってことなんですよね。
今のところ大丈夫そうで良かった~~。



おやつは、とっても不味いネフガード(悲)


体調の悪い時は、食べ物の味に煩くなるみたいで薬を飲ませるのに苦労します。
食欲魔人のルーシーでさえ、錠剤やネフガードはご飯からペッと吐き出してしまいます。
パンに包んだりとか方法はありますけど、塩分摂取に神経を尖らせている私にはNG。

ここはシンプルに、ふやかしたフードにハサミで1/2カットしたネフガードを真ん中に仕込んで与えています。
スプーンでそっとルーシーの舌に乗せると丸呑みしてくれて、今まで失敗したことはありません。
液体の利尿剤は、同じくふやかしたフードに染み込ませて口に入れてやります。
変な味がするのか時々ペッとやられて凹みますが、最終手段でハチミツやいちごジャムをほんの少しかけると騙されて飲み込んでくれます(悪笑)

今は食欲があるからこういう飲ませ方が出来るけれど、これから食欲が無くなったら大変です。
嫌がって口を開けさせる事も難しいからなぁ~。
錠剤は磨り潰してシロップに混ぜるとか?スポイトで口端から流し込むとか?う~~む。



おトイレ中のルーシー。何度もくるくる回ってトイレをします。


そう、トイレで何度も回りすぎてヨロけて倒れ込みます。
最悪、あわや出したばかりのウンチの上へ尻餅をつくなんてことも。
そんな事態を起さない為に、毎回トイレに付き添っています。
倒れないように背中のリボンをずっと掴むんですよ(笑)
だから、いつも背中にリボンの付いた服を着せています。
着せるハーネスみたいなものかな。

本当は、目薬を嫌がって逃げるルーシーを捕まえるのに重宝しているんです♪




+++拍手お礼+++

■はおとさま
コメ有難うございます。17歳、高齢です!頑張ってらっしゃいますね。
高齢になると心臓病が多いですよね。お加減は如何でしょうか?
ご友人のワンちゃん、快方に向かう事を私も祈っています。
肺水腫の辛さは良く分かります。苦しそうで見ていられない程です。
「もうダメだ」と諦めかけたルーシーもこうして今を生きています。
犬の生命力って凄いです。何が起きるか分かりません。希望はあると思います。

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2013/06/12 (Wed)

6月11日撮影  ご飯直後なのに、まだ食べたい食欲旺盛なルーシー


6月6日の発作から3日間を酸素室で自宅入院(自称)したルーシーは、発作前に比べて予想してたとおり咳が増えていて、抱っこすると「ゲホゲホ」降ろしても「ゲホゲホ」目薬点すのも「ゲホゲホ」ちょっと興奮すると「ゲホゲホ」しています。

食欲だけは凄くあるので、咳は心配だけど10日から二時間だけ(一日合計)室内へ出して様子を見ています。
咳は水音混じりかと思うと乾いた咳も混じるし、喘息みたいに暫く止まらなかったりで肺水腫悪化なのか気管支からなのか判断がつきません。
少しだけ利尿剤やタンポポ茶の量を増やしてみたけれど、まぁ気休めにしかなりませんね。




満面の笑顔に見える~♪実はハァハァ呼吸が荒いだけ~♪


ルーシーを興奮させなければ咳はグッと減るし、眠っている時には咳は出ないことから「大丈夫!」と思っていたら。。。。。
本日早朝に「ゲホゲホっゴホッゴホッ~∞」ルーシーの咳き込む音に起されました。
咳の発作!?とにかく連続して咳き込むんです。時々吐きそうに「ホゲーっ」ってなるし。
背中を摩って優しく声掛けて、1~2時間で落ち着いて眠ってくれました。

昨晩も変わった様子は無かったし、どうしてだろう?と首を捻っていた時、ふと<低気圧の影響で心臓発作率が高くなる>ような記事を何処かで読んだことを思い出しました。
折りしも東海地方は今、台風接近の影響下にある状況です。まさしく低気圧の影響を心臓に食らってしまったみたいです。

昨日よりも咳き込むレベルが上がって命の危険すら感じる今日です(涙)
酸素室から出すと「ゲホゲホ」状態で、家のトイレでウンチする時にも咳き込んでいます。
どんな小さなキッカケが発作に結びつくか不安なので、また再び酸素室に戻って自宅入院のルーシーです。




鼻の上の毛玉、1月から着々と固まってきてます(激しく切りたい!)


ブログ書いている今もルーシーの事が気になってチョット見にいってみたら、酸素室内の温度が26度台になっていて慌てて凍らせたペットボトルを置いて来ました。
やれやれ、温度管理が大変な時期です。多分、これで1~2度下がります。

そろそろネフガード入りおやつの時間が近づいて、興奮気味のルーシーがハァハァして気温と湿度を上げていた模様・・・。
咳は相変わらずの水音混じりの嫌な咳なのに、食欲とは無関係なのね。
心不全末期というのに闘病6ヶ月間の体重キープは驚愕ものです(笑)




吠えているんじゃなくてハァハァしてるだけ。すぐに息が上がっちゃいます。


ネフガード飲んでるワンちゃんってウンチが固くなったりしませんか?
ルーシーの場合、食事の回数を増やしたりたりしてみたけど、一番良さそうだったのがフルーツ缶を与えることでした。
腎臓が悪いから生の野菜やフルーツは厳禁!そこで缶詰なのです(ミルキーの時には薄くスライスしたリンゴを茹でていた)
特にパイナップルが良さそうなかんじです♪
パイナップルを1欠片食べた日には2回ウンチしてます。
今より体重が増えたら困るからパイナップル&みかんを一切れずつ、しかも水でシロップを洗い流して与えています。
極少量なフルーツでも、フードしか食べていないルーシーにはご馳走で心臓発作を起すほど美味しいらしいですよ。

食欲がある内は生きる気力がある証拠!美味しく食べれるって幸せなことですよね。

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2013/06/06 (Thu)
約1年3ヶ月ぶりの更新です。

あぁ、ミルキーが亡くなってから、もうそんなに時間が経っていたなんて。
最期は腕の中で看取る事も出来ましたし、事故や突然死で亡くなるよりはずっと悔いが残らない筈でした。

でもね、大きな悲しみや幾つもの小さな後悔は、後になって怒涛のごとく押し寄せて来るのだと身を持って知りました。亡くなって三ヶ月くらいは毎日泣いていました。

それから暫く経ってミルキーとの思い出を笑って話せるようになった頃、ルーシーに異変が出始めました。昨年の秋~冬にかけて1日数回の咳が出るようになったのです。
咳が出ない日もありましたが、12月に入ってから回数が増えてきたので病院へ連れて行きました。


+++以下経過の覚書↓メモ(自分用)+++

■時々咳、くしゃみが出始める(昨年秋~)
      ↓↓
■毎日咳、くしゃみが数回出る(12月初~)
      ↓↓
■病院で聴診のみ「僧帽弁閉鎖不全症」と診断。
 シーズーにはよくある病気で服薬し続ければ大丈夫とのこと(12月下旬)
 利尿剤1mg、血管拡張剤服用を始める。
      ↓↓
■数日服薬したが咳が増える(12月末)
      ↓↓
■心臓発作で失神。顔面蒼白、呼吸が浅く速い、瀕死の状態(1月1日)
      ↓↓
■病院でレントゲン、血液検査「心不全末期&肺水腫」と診断。(1月2日)
短期間での悪化は、心臓の弁を支える糸(腱索)が切れた可能性が高い。
危険な状態。酸素室へ入院。
利尿剤3mg、血管拡張剤、気管支拡張剤を注射。
病室で多量の喀血。ペットシート数枚交換。
      ↓↓
■1日で病院退院。念の為、利尿剤3mgをまた注射。(1月3日)
なおも病室で喀血した痕跡あり。
食欲はあるが呼吸は荒く、お座りして動こうとしない状態。
利尿剤2mg、血管拡張剤服用を始める。
酸素室レンタル、既に自宅に設置済み。
      ↓↓
一週間くらい酸素室から出さずに看病(回復のカギ)(1月4日~)
利尿剤による腎不全の悪化を予想して、独断でネフガード2粒→4粒/1日に増量。
      ↓↓
■酸素室から1日2時間くらい出して様子見の生活。(1月16日)
時々足元がフラつくが、割と症状は安定。咳や多量の鼻水は相変わらず。
強心薬ベトメディン(1/2粒)1日2回を服薬開始。体重3.7kg
強制的に心臓を拍動させる薬に期待。
      ↓↓
■両目が角膜内皮変性症(ジストロフィー)になる。
未消化フードを吐いたり、咳が肺の底から出すようなオヤジっぽい咳に替わったり。
前足や後ろ足を時々びっこ引いて歩いたり、イロイロな変化あり。
咳は多い、鼻水も多い。ずっと肺水腫のままらしい。現状維持に努める。
酸素室から出す時間は1日6~8時間に増えた。
      ↓↓
■心臓発作で2回目の失神(4月21日)
ご飯を食べている最中によろける様に倒れる。
数秒後にジタバタ暴れて覚醒。すぐに残りのご飯を食べていた。
発作の原因は、ご飯を食べる時の「興奮」
      ↓↓
■鮮血混じりの黄色い液体を吐く。前日にも未消化フードを吐いた(4月23日)
前々日に血混じりの鼻水の跡発見。
血色が悪いのでタクシーで病院へ。黄色いのは胃液で血が混じるのは心配ないとの事。
吐き気止めと、私の強い希望で利尿剤を注射。
帰りのタクシー内でみるみる舌がピンク色に回復した。
      ↓↓
■心臓発作で3回目の失神(4月27日)
またもやご飯を食べている最中によろける様に倒れる。
数秒後にジタバタ暴れて覚醒。すぐに残りのご飯を食べた。
発作の原因は、ご飯を食べる時の「興奮」
これ以降、ご飯はスプーンで口に運ぶことにした。
      ↓↓
■独断でタンポポ茶「ショウキT-1」を1日1/3袋飲用開始(4月29日)
利尿剤代わりに高い利尿効果を期待して。
血行も良くなり、多臓器にも好影響を与えるそうです。
      ↓↓
■独断で漢方薬「ラッセラ」佐藤製薬を1日2粒投薬開始(5月4日)
心臓病による咳に有効とか。副作用もなく他の臓器にも良さそう。
若干の利尿効果もあり。漢方なので効果は徐々に(1ヶ月目安)
      ↓↓
■心臓発作で4回目の失神(5月12日)
ウンチを踏んだ後ろ足を洗っている最中に腕の中で失神。
小さくキューキュー鳴いてからぐったり脱力。
覚醒後、咽るような激しい咳と荒い呼吸。様子がおかしい。
病院へ連絡「連れて来られてもこれ以上の治療は出来ません」とのこと。
酸素室の濃度を上げて安静に様子見した。
発作の原因は、足を洗われるのが嫌だったという「興奮」
もう足は洗えない→アマゾンで舐めても安心の洗浄フォームを注文。
      ↓↓
■朝方~昼、ずっと咳が止まらない。咳の所為で眠れない。(5月13日)
胸が大きく上下し、全身で呼吸している。
      ↓↓
■その後、段々回復。
咳の回数も減ってきて、タンポポ茶の効果(肺水腫)かルーシーの動きも速くなってきた。
退院してから一番良い状態かも。ラッセラの効果も出てると思う。
      ↓↓
■心臓発作で5回目の失神(6月5日)
夕方、ネフガード入りフードを食べている最中にお座りの体勢から横倒しに。
四肢を突っ張り大口を開けて仰け反り、遠吠えのような大絶叫を数回。
数十秒後の覚醒時にパニックでジタバタ暴れる。
顔面蒼白のぐったりした状態で酸素吸引20分くらいし、やっと目に力が入ってきた。
発作の原因は、ご飯を待つ間(1分間)の「興奮」



そして、本日6月6日です。
発作を起した翌日の割には安定しています。
それでも通常よりはずっと咳が多く、酸素室の中でも少しの興奮で咳き込みます。
楽観は出来ないから、いつだって心配です。

毎日、いつ息を引き取ってもおかしくないと思いながら半年近くを過ごしました。
先生も「よく頑張るね」と驚いています。
上記の病状の記述からも読み取れると思いますが、病院では過度な治療を行わないようです。
退院時も、生活指導はなく「いつも通りで結構です」と言っていたくらいで、私が既に酸素室を準備したことに驚いていました。
他の方のブログを見ると「ニトロ」や「気管支拡張剤」「利尿剤」」等、病状に合わせて薬の増減をされているのですが、私のところでは薬の増量はありませんでした。ベトメディンはご飯の1時間前に服用する食前薬だというのもネットで初めて知りました。

ルーシーには少しの興奮が発作のトリガーになる為、時間の掛かる病院へは行っていません。
2週間分のお薬を貰いに行っているだけです。
これ以上の治療が出来ないといわれた以上、急変時に病院へ行き辛くなってしまいました。
毎日ルーシーを観察して、独断で利尿剤の量をルーシーの咳に合わせて増量したりする日もあります。
タンポポ茶もラッセラもネフガードも全部自己責任で飲ませています。

利尿剤2mgは低容量ではないですが、そんなに多くもない量です。
けれど、もともと腎不全だったルーシーにはきっと悪影響があるはず。
そこで、食事はロイヤルカナンの腎臓サポートと毒素排出にはネフガード4粒。
今のところ腎不全特有の症状は出ていません。心不全末期にも関わらず食欲旺盛です。
水分摂取は、ご飯で170ccプラス飲み水で20~40cc位かな。合計で200cc前後。
オシッコは1日7~9回。たまにph測ってます。ウンチは1日1回~2回。

酸素室は起きてる時、食事やトイレ以外には入れているほうが良いみたいです。
特にベトメディンや利尿剤を飲ませた直後、食事の直後に酸素室に入れると消化吸収が良くなる効果があります。
心臓病の寝起き時には一気に脳へ酸素が必要となりますので酸素室の中で目覚めたほうが危険が無いんです。
元気でも酸素室に入っていた方が良いってことです。皮膚も赤味が増して、舌なんて濃いピンク色になります。
ルーシーは常に肺水腫でもあるし、少ない血液しか巡ってないんですね。
常に酸素が足りてないんです。
だからウンチをするだけで倒れそうになったり、食事中に倒れたりしてしまうんです。
少ない血液だからこそ、その血液により多くの酸素を含ませることの出来る酸素室が必要不可欠です。酸素室が無かったら退院後数日で亡くなっていたかもしれません。
今まで何度も酸素室に助けられてきました。

ちなみにルーシーはパピーの頃からキャリーバックやサークルの中に入るのが大好きでした。
ケージの中に入れてご飯やオヤツを与えて躾けてきたからなんですが、それが功を奏したのか酸素室の中も大好きなんです。
退院直後からご飯を酸素室で与えてたのもあって、酸素室に入ると「良い事がある」と思っているようです。
毎日酸素室の中の壁を夢中になってベロベロ舐めて綺麗にしたり、壁に写る影を見て尻尾を振っていたりゴキゲンです。
自分の寝場所だと理解もしていて、しかも心臓が楽になるし居心地が良いのでしょうね。
横向きで手足を投げ出して眠ることが出来るようになりました。(以前は伏せの状態でした)
酸素室の中のトイレシートでちゃんと排泄もしますし、嘔吐も断然トイレシートへするのが多い(笑)

ただ、顔回りを触られることを極度に嫌がるようになってしまったので、目ヤニで目の下は汚い「つらら」になってるし、鼻の上の毛は毛玉状態で鼻の穴が塞がりそうになってて無残です。
体はコンパクトなのに、お顔がボーボー犬でとっても可哀相。
ソフトサンティアで目を洗って目薬を点すくらいしか出来ていません。
今までしてきた歯磨きも出来なくなり、ガッチリ歯垢が付いちゃってます。
お手入れするのも、ある意味「命がけ」になってしまうので仕方が無いんですよね。


毎日、寝てるルーシーの呼吸を確かめる習慣がついてしまってる自分が悲しい。
また明日、ルーシーの容態がもうチョット落ち着くと良いなぁ~。
ルーシーの完全復活を願って、発作後2~3日は要厳重警戒体制なのです。



+++拍手お礼+++

■ろんままさん
ご無沙汰してしまってすみません!コメント本当に嬉しかったです。
またブログ更新する切欠を頂けて感謝!!してます。
ただ、ルーシーがこんな状態なんで、今後も重い内容な記事になりそうでその辺は申し訳ないです~。

■さくらままさん
その後ワンちゃんの目の具合はいかがでしょうか?
角膜は凄く痛いですものね。水疱は潰れないようにすると何時の間にか無くなっています。
こまめにヒアルロン酸を点すしか方法はみつかりませんが、酸素室に入ってから水疱が出来にくくなりました。

■キコママさん
温かい励ましのお言葉を有難うございました。
辛い体験に共感です。喪失感はハンパ無い物でした。想像を絶しますね。
どんな最期でも後悔と絶望はつきもので、時間が薬になるんですね。

拍手

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