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16歳で旅立ったミルキー&心不全末期、肺水腫、腎不全のルーシー闘病記。そして、新入りノエルとの生活
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食べる事
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★ミルキーは16歳と1ヶ月で天国へと旅立ちました。

頑張って生きようとする姿を見守り、最期は腕の中で看取ることが出来ました。




★ルーシーは15歳と9か月で旅立ちました。

心臓の腱索が切れたのが原因か、突然の心臓発作で倒れ、心不全(僧帽弁閉鎖不全症)の末期&肺水腫で一時は危篤。

これ以上の治療が出来無い為、投薬だけで通院しませんでした。

それでも、末期にも関わらず闘病1年5か月を自宅の酸素室で療養して生き抜きました。




★そして現在、生後2か月の女の子「ノエル」を新たに迎えて子育て中。

正直、子犬よりシニア犬に魅力を感じる私です。

まるで宇宙人の様な子犬相手に頑張って教育しています。

将来はミルキーやルーシーのように落ち着いた子に育って欲しいと儚い望みを…(遠い目)
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2024/04/27 (Sat)
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2013/09/13 (Fri)

ルーシーたん、可愛いよぅ~!(デレデレ)っと顔面崩壊中な私。


今週も嘔吐&失神無し、たまにお薬イヤイヤする程度の食欲の変化はあれど、心臓の方は安定しているようです。
むしろ、心臓に関しては今が一番安定しているような気がするほど調子が良いから逆に怖い。

体重は3.7kgでほとんど変化無し。むちむちボディです♪
ルーシーの後姿を見ては「プリけつ~」とつぶやいております(笑)



9月8日撮影 再び赤く膨らみ始める。出血は無し。


あれから背中の腫瘍は瘡蓋が出来て出血も止まり、そのまま順調に治っていくと思っていたのに、2~3日で急にぷっくり赤く腫れ始めました。
また腫瘍内に血が溜まり出したのでしょう。



9月10日撮影 赤黒く腫れて破裂。


痛々しい色(赤黒色)になってきて触ると痛そうにします。
炎症を起こしているようです。

腫瘍の中身を出せば痛みは無くなるから、軽く指で挟んで押したら簡単に破裂しました。
中身は血液です。ちょっとドロッとした血も途中出てきました。
匂いを嗅いでも臭くは無い、普通の血の匂いがします。
膿んではいないようです。

血液しか出てこないし、やっぱり血管腫かな?
ルーシーの腫瘍は3つのしこりがくっついて存在していました。
その内二つが先日破裂して出口の穴が二つ開いて、白い内容物と血液が出ました。
出口が無くて皮膚下に残った最後の一つが、今悩まされているこの腫瘍なんです。

血管腫は隣接して脂肪腫と合併することもあるそうです。



9月12日撮影 破裂して内容物が無くなって中央が凹んだ状態


ルーシーの腫瘍が腫れるのは、瘡蓋が出口の穴を塞いで血液が溜まった所為なんですよね。
血管腫だとすると常時細かい血管から出血し続けている訳なので、そうなるのは当然かも。
要は出口の穴をいつも開放していれば腫瘍は膨らまないし痛みも無くなるんです。

以前の出口の裂傷は治っているので、ドルバロン(抗生物質、ステロイド)を患部に塗った上にワセリンを塗っておきました。
出血量は極僅かですが、穴は開いたままで腫瘍は今のところ膨らんでいません。
炎症を起こして赤かった皮膚も回復しました。
病院へ行けるほど健康ではないので、素人処置ですがルーシーが痛くないようにしたいです。



引き出しの奥から出てきたドレス。しわくちゃ~。


犬の血管腫で検索すると怖い体験談や記述ばかりしか出てきませんが、人の場合は別に全てが悪性という訳では無いようで良性も多いです。
たとえ悪性だったとしても、内臓に出来る場合と皮膚に出来る場合とではかなり余命に違いがあります。

ルーシーは内臓に転移、発生していなければ数ヶ月で亡くなるとか最悪のケースは回避出来そうです。
逆に内臓に血管肉種があれば2~6ヶ月以内が余命です。
一番多い脾臓の血管肉種が破裂したら最期です。(手術できない身ですから)

こうなると、内臓に腫瘍が出来てない事を祈るばかりです。
免疫力向上に「メシバコブゼウス」を飲ませようかな。



この通り、いつものヘラヘラ笑う元気なルーシー。


何人かの先生方が脂肪腫、脂肪球と呼んでいた腫瘍は、実は人で言う「粉瘤/ふんりゅう」なんですね。
ぶっちゃけ中身は脂肪でも何でもなくて、毛穴から入った垢なんです。
垢だから腫瘍内部は雑菌だらけで、よく炎症起こして腫れたり膿んだりするみたいです。

人の場合も、切開して内容物搾り出して袋を引きずり出して処置するそうな。
それにしても、何で動物の場合は脂肪腫なんて呼ぶ事が多いのか不思議ですね。



血が付かないようにスカートを捲り上げています。


有り難い事に「肺水腫、心不全、肛門腺破裂、末期、目に水泡」等のキーワード検索でここを訪れている方が増えました。
私自身がそうでしたが、必死になって何か解決策や原因、回答を求める気持ちは良く分かります。
そして、なかなか求める記事にたどり着かないことも・・・。

求める記事は人それぞれですし、それぞれの症状がありますし一概には言えないものがありますが、なるべくミルキーやルーシーを通して発見した事や体験した事を書いていきたいです。
求める情報の欠片や何かヒントになったら良いな、と思っています。



酸素室でお昼寝。だいぶ涼しくなって日中は凍ったペットボトル2本(900ml)です。


たくさんの闘病ブログ、ショッキング過ぎて気持ちが引きずられてしまうので普段は殆ど拝見していません。
ただ、ミルキーやルーシーの具合が悪くなった時に必死でネット検索しまくる習性があります。
結構最悪な状況で検索しているので、普段は避けているショッキングな内容も平気で読めるから可笑しい。

検索で得た知識はとても役立ちました。
人工呼吸の仕方、心臓マッサージの仕方を学び、酸素室レンタルのHPをブクマして「もしも」の時に備えました。
愛犬の最期の様子を幾つも読みました。
呼吸が停止し、心臓が停止し、その後に四肢が宙をもがく様に大きく動くこと。
小型犬の死後硬直が早い事。
内臓や脳から腐ってくる事。



結構キレイにしていた右目も汚れて残念。目じりから3分の1しか拭かせてくれない。


ミルキーも、3度の呼吸停止した時に手足を大きく動かす動作をしました。
手足が動いたからって蘇生したのでは無いと知っていたから構わず人工呼吸し続けました。

三回目の心肺停止時、途中から息が肺に入らなくなりました。
心臓をマッサージし始めたけれど反応は無くて、真冬だった所為か既に肘から下が死後硬直し始めていたのです。
瞳孔は開き、白内障で真っ白だった目が真っ黒なガラス玉に変わっていました。
既ににミルキーは亡くなっていたのだと、私は諦めました。
それがミルキーとの最期でした。



ご飯大好き!残さず食べます。食べ終わってもお皿から離れません。


ルーシーが肺水腫で瀕死な時、直ぐに酸素室を用意したのも予備知識のお陰でした。
酸素室があるって知らなければルーシーは多分、退院直後にダメだったと思います。
ミルキーの為に調べてブクマしてあったからルーシーが助かったんです。
ありがとうね、ミルキー。



ルーシーと二人で「やっぱり年、越しちゃおうか」と新たな目標を掲げました。


いろいろブログ巡りをしていた頃、私にとっては目から鱗というか、そんな凄い記事に出会いました。
それは、介護をしている愛犬が夜中に徘徊したり排泄したり吠えたりして、飼い主が肉体的&精神的苦痛で追い詰められて思わず手を上げてしまった事を心から悔いる内容でした。
飼い主は愛犬をとても好きですが、毎夜眠らせてくれない事から時々憎たらしい存在に思えてしまい、それを後ろめたく思って尚更介護に励んでいるようでした。

多くのブログがこういう負の感情を書きません。
だからこそ、目から鱗。
私は共感して救われました。
当時の私は同じ様な状況で、ミルキーの夜鳴きに困り果て、近所の人にも申し訳ない気持ちで一杯でして、ミルキーの世話は私ひとりでしていましたし追い詰められていたのでしょうね。

介護が辛いなんて人には言えないじゃないですか。
でも想像してみてください。
1日中理由も無く吠えまくり、ちょっと目を離すとウンチまみれ、一日に何回も洗濯と掃除の繰り返し、夜は2時間も寝られない、昼寝も出来ない、殆ど眠れない日がずっと続く毎日。
人間、睡眠が取れないと思考も体力も奪われてしまいます。
あんなに可愛いと思っている愛犬ですら自分を苦しめる存在にチラッと思えても仕方がないんだと思います。
そういう負の感情が一瞬でも浮かんでしまったことに対して必要以上に罪悪感を抱いてしまい、まるで贖罪するかのように介護に熱が入る悪循環に陥ります。

ブログでその負の感情を吐き出した記事を読んで、私だけじゃないんだなと共感と安心を得ました。
ミルキーの介護を通して、もっとミルキーが大好きで大切な存在になりましたが、その裏には結構大変な時期がありました。
でも、その辛い自分自身との闘いみたいな介護生活でさえ、後々ミルキーとの宝物のような思い出になりました。
私は幸せ者です。
介護の大変さは報われ、十分過ぎるほどの幸せな記憶を齎されました。




+++拍手お礼+++

■Chobinmama様 
拍手有難うございます。応援のお言葉も嬉しいです。たいへん励みになります!


■アール様
とても丁寧なコメントを有難うございます。以前から訪れてくださっていて嬉しく思います。
実際、お褒め頂くと恥ずかしいものですね、赤面しそうです///
アールさんの「一喜一憂の生活」私も実感します。愛犬のご病気が何か分かりませんが、昨日まで調子が良かったのに、なんてことは頻繁にありますよね。逆に「不死鳥のごとく復活」もあったりしますし。
ルーシーの年も年だし、心に余裕をもって柔軟な対応でドンと構えていた方が良いみたいです。
たくさんの励ましのお言葉に感謝します。アールさん達もどうぞ末永く心穏やかに過ごせますように。こちらこそ今後とも宜しく願い致します。


■みわ&ラヴちゃん様
すぐにお返事出来なくて申し訳ありません。この返信をご覧になって下さっていると良いのですが。
その後、問題解決できたでしょうか?気になっています。
9ヶ月なら膀胱炎じゃなく、まず生理が来たのだと思います。独特の強い匂いがすると思います。
膀胱炎の出血は「薄い血」で鮮血ではないです。匂いも弱いです。
愛犬のご無事を願っています。


■ろんまま様
いつもコメント有難うございます。雷のお陰で散々な目に遭ってしまったみたいですね。カゼ引いたりしてませんか?
雷が鳴る日は外犬がよく脱走するそうですが、ろん君は暴走してたんですね(笑)
ミルキーやルーシーも若い頃は、雷が鳴ると「助けてー!」って抱っこをせがんできましたよ。
まんざらでもないのでニヤニヤ(笑)して二頭を抱きかかえてました。
年を取ると雷が平気になってしまうのでチョット寂しい私です。


■レーシーママ様
コメント有難うございます。おぉ、カルピスがお役立ちして嬉しいです♪
ルーシーも今までがウソみたいに喜んで飲んでくれるので助かっています。
また、ルーシーにお褒めの言葉も有難うございます。


■ハニー様
拍手&応援のお言葉を有難うございます。これからの励みにさせていただきますね。


■ちぴぱん様
コメント有難うございました。次の記事でお返事しようか迷いましたが、この返信を見つけてくれると良いのだけど・・・。少しでもお役に立てたようで嬉しいです。

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ILLUSTRATION BY nyao nyaoチャ箱♪  
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