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16歳で旅立ったミルキー&心不全末期、肺水腫、腎不全のルーシー闘病記。そして、新入りノエルとの生活
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みる
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女性
趣味:
食べる事
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★ミルキーは16歳と1ヶ月で天国へと旅立ちました。

頑張って生きようとする姿を見守り、最期は腕の中で看取ることが出来ました。




★ルーシーは15歳と9か月で旅立ちました。

心臓の腱索が切れたのが原因か、突然の心臓発作で倒れ、心不全(僧帽弁閉鎖不全症)の末期&肺水腫で一時は危篤。

これ以上の治療が出来無い為、投薬だけで通院しませんでした。

それでも、末期にも関わらず闘病1年5か月を自宅の酸素室で療養して生き抜きました。




★そして現在、生後2か月の女の子「ノエル」を新たに迎えて子育て中。

正直、子犬よりシニア犬に魅力を感じる私です。

まるで宇宙人の様な子犬相手に頑張って教育しています。

将来はミルキーやルーシーのように落ち着いた子に育って欲しいと儚い望みを…(遠い目)
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2024/05/01 (Wed)
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2013/07/25 (Thu)

今日も元気なルーシーです!


いやはや、情けない飼い主で申し訳ない!!
今年もルーシーの誕生日をスルーしてしまった(汗)
「あと何日生きられるのか?」と思っていたのに、半年以上も頑張って誕生日を迎えられるとは予想もしていなかったです。

ルーシー、15歳おめでとう♪♪
ここまできたら、欲かいて冬まで頑張ってみようか??
心不全末期&肺水腫で1年も持つのだろうか?
初めての心臓発作で倒れて、肺水腫で多量の喀血をして、何度も発作に耐えて生き延びてきた。
私達が勇気付けられたように、ルーシーが長く生きられれば同じ病気の子たちの希望に少しはなれるかもしれませんね。

最初の発作時、呼吸もままならないで苦しむルーシーを見ていられなかった。
昨日まで元気だったのに、今は死の淵にいる。
医師に淡々とこの病気は治らないと説明されて、一言「どうしますか?」と尋ねられたあの時に安易に「安楽死」を望まなくて本当に良かった。

延命治療を選択した所為で、この先あの時以上にルーシーを病気で苦しめてしまうかもしれない。
その時私はきっと、この選択を後悔して自分のエゴを悔いるでしょう。
でも、実際にこの半年間はこの上なく幸せな「旅立ちの猶予」でした。
安楽死を選ばなかったからこそ得られた大切な時間です。



ハァハァしているとブレて画像が撮れない。殆どがピンボケ。


先週の前足の調子は一時的に悪くなっていただけみたいで、2日程で回復しました。
でも時々、ヒョコヒョコ前足をかばって歩いてるのを見ると、やっぱり痺れか関節炎あたりがあるのかもしれないです。
後ろ足も、歩いている最中に突然に力が入らなくてドスンッて尻餅ついたりしています。
これは1日に数回あって、徐々に回数が増えています。
もしかしたら神経障害があるのかも?

例え悪くなっても病院へ連れて行けないので、こうして様子見するしかないんですが・・・。
本人はケロッとしていて元気だから、まぁ平気なのでしょう(苦笑)



お昼寝中のルーシー。目は全開!!!怖いょ~~


暗い中カメラを構えたので、こんな不吉な画像になってしまいました。
毎日の事なんですが酸素室のルーシーの様子を見に行く度、こんな姿のルーシーに出くわすので私の心臓は縮み上がります。
毎回、恐る恐る呼吸を確かめるんです。
そして、僅かに胸が上下しているのを見て安心するという確認を繰り返しています。

この「僅かに胸が上下」っていうのは心臓の調子が良い時なんです。
調子が悪い時は、眠っている時でも全身が上下する位に大きく胸が膨らみます。
心臓がしんどくて大きく膨らんで頑張っちゃってるんですよね。

また、画像のように左胸を下に横臥して眠るのも心臓の調子が良い時の寝姿です。
心臓が辛い時はスフィンクスのような伏せの体勢でしか眠れません。

酸素室に入れている間はカーテンを引き、私も退室して薄暗くて静かな部屋の中で休ませています。様子を伺う時には、そ~っと忍び足でしゃがんで近づいています。

こうして目を全開にしたまま寝ているけど、角膜内皮変性症(ジストロフィー)の水泡はずっと出来てません。
角膜細胞が減って水分が十分に排水されないから水泡が出来る訳なんですが、多分、酸素には細胞を活性化して傷や疲労の回復を早める作用があるから、その影響を受けて水泡が出来にくいんじゃないのかと思います。



下唇の周りの毛玉除去に成功!鼻の上は諦めた!!


今日、顔回りの毛を切るのに素晴らしい案(自画自賛)を思いつきまして実行しました。
それはズバリ「食べ物にパクついてる瞬間にジャキッと切ろう!」作戦です。
左手にはパインを握り、右手にはハサミ。
握ったパインは離さずに、ルーシーが前歯でパインに食いついている間にササッと切る方法です。

いや~、今までの苦労は何だったのか!という位に上手くいきました。
舌や唇を切りそうになるから切った毛は短いですが、それでも切れたという事実に感無量です♪



耳の毛も切りました。嫌がるから整える隙は無くてザンバラなままです。


一昨日、熱中症予防にスポーツドリンクを飲んでいて、ほんの気まぐれでルーシーにストローで1cmくらいのスポドリを飲ませたら、あまりにも美味しくて唇が痙攣していました。

そうでした、そうでした。若い頃は味のしない水なんか1滴も飲んでくれなくて、夏場はいつもスポドリを薄めて与えてたんだった。

そして一昨日からルーシーは私のストーカーに!?
ずーっと私の後をヨチヨチ歩いて付いて来る。まるでカルガモの親子です
ここで自惚れたりしません、騙されませんよ~。目的はスポドリと分かっています。
決して私を好きで付き纏っているのではありません(自分で言ってて悲しい)
一度与えただけで毎日貰えると思っているルーシーのしつこさに折れて、今日も少しだけ飲ませました。塩分が入っているからほんのちょびっとだけね。

最近、ご飯の食いつきにムラがあって(でも全部食べてる)あまりガツガツしなくなったから食欲が無くなってきたのかと思ったけど、パインもスポドリも目の色変えて食いついてくるから大丈夫そうですね。

ここ1ヶ月半以上、発作が起きていません。
このままの調子が続けば良いな、と思います。





+++拍手お礼+++

■無記名さま

またのコメント有難うございます!
酸素室に入ってワンちゃんが回復して良かったですね。お元気そうでなによりです。
夜だけ酸素室で寝るだけでも心臓は楽になるようですね。酸素室って凄い効果。
元気そうに見えても発作って起きるから怖いですよね。ウチは発作後のダメージが酷いので命取りです。お互いに頑張れるだけ頑張りましょうね!

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2013/07/18 (Thu)

今週はデニムのワンピにお着替え♪


ここの所ずっと調子が良かったのに、15日の起床後に嘔吐しました。
その日は朝まで何度も咳き込んでいて、酸素室の中で眠れないようでした。
吐瀉物は茶色っぽい液体で、「胆汁かな?」と思って臭いを嗅いだら胆汁特有の苦い臭いはしません。
じゃあ胃液かも?ごく少量の鮮血も混じっていました。

鮮血混じりの胃液を吐くようになったのは3ヶ月前からです。
心臓疾患があると他臓器の機能が低下するのは致し方ないのかもしれませんね。
幸い食欲はあり、通常量のご飯を食べきってくれたので投薬に影響が出なくて良かったです。

食欲減退時用に「ニュートリカル」を用意してあるんですが、ルーシーはこの味があまり好みじゃないみたいなんです。
もしかしたら、ただの食わず嫌いなのかもしれません。
でも、プルーンみたいな独特の匂いが私も好きではありません。



頭が大きくて3頭身に見える。


それから、昨夜から左前足が具合が悪くてビッコ引いて歩いています。
今日もヒョコヒョコ引いて歩いていて心配です。
これまでにも時々、後ろ足だったり何処か動きが悪くて躓いて転んだり、尻餅ついたりする姿を目にしてきました。
時間が経つと自然に治ってしまっていたから余り気にしないでいたのですが・・・。
今回はちょっと時間が長いですねぇ。

足の先まで触ってチェックしたけれど痛がる素振りは無し。
でも自ら動かそうとはしないんですよね、いや、動かせないのか?
痺れがあるのかな?こういう時、ルーシーが喋れたら意思疎通できて簡単なのに、とつくづく思います。

そういえば、寝たきりになったミルキーも最初は前足をビッコ引いていたなぁ、と思い出しました。
こうしてルーシーも、だんだんと歩けなくなっていくのかもしれないです。



嘔吐しても足が悪くても食欲はあるルーシー。


健康だった頃と違って、お手入れの全てを断固拒否するルーシーにとって爪切りも苦行の一つらしいです。
嫌がって急に足を引っ込めてしまうから、もう本当に爪を切るのが大変!!
毎日1本ずつ切るつもりで気長にやるしかありません~。
残すところあと5本です。や、やっとここまで漕ぎ着けた~~!



いつもの定位置で一休み。でも直ぐ咳が出ちゃう。


昨年のブログ記事に「肛門嚢破裂」について書きました。
あの時は約8ヶ月も肛門腺を絞らなかった末路だったのですが、闘病中の現在もし肛門嚢が破裂したら、確実にそれが死因になってしまう気がしてならないです。
つまり、破裂する痛みで発作が起きること間違い無し!

そんな理由で以前よりも肛門腺のチェックには余念がありません。
いや、分かってはいたけど病気になろうと溜まるものは溜まるんですよね~。
発作の事を考えると、肛門腺を絞ること事態リスクが高いから出来たら回避したかったのが本音です。

前回絞ってから4ヶ月弱、そろそろ絞っておかないとイケナイ時期に突入しました。
肛門嚢のコリコリ具合から、もしかしたら腫れへのカウントダウンは近いのかも!?
意を決して絞りました!!



アマゾンで買った水のいらないシャンプー。舐めても安心な成分。


心臓の負担も考えて、ルーシーのお尻と格闘すること数分。
それはもう、嫌がる!嫌がる!!暴れる!!!
直ぐに呼吸も荒く咳をし出したので、途中で断念しました。
まだ少し残ってる感じはあるけど、これで数ヶ月は持つでしょう。
最大のミッションを終えてホッと安心し、肩の荷が下りました。

ルーシーの肛門腺の汁はドロッとした黒いもので、ティッシュに流れ落ちないから肛門周辺にへばり付いて汚れてしまいます。
病気になってからはシャンプーが出来ない為、汚れはふき取るしか術が無いのです。
ミルキーの汁は鼻が曲がるほど臭かったのに対し、ルーシーの汁はそれ程でもありません。
結構、個体差があるんですよね。

上の画像の泡のフォーム、なかなか良かったです。
しっかりした泡が出るので、ティッシュに泡を乗せてピンポイントで肛門を洗えました。
へばりついた汚れも何度か繰り返したら綺麗に落ちて、洗浄力もグッドです♪
おだやかな石鹸の香りがする筈だったのが、肛門汁の匂いに負けて半日くらい生臭かったのは想定内ですとも(笑)





顔だけは一切触らせてくれないので、鼻の頭にカチカチの庇(ひさし)が出来てしまいました。
よーく見ると毛の根元は汚れてなくて綺麗なんです。
酸素室で爆睡している時にこっそり毛を切ったことがありましたが、大抵は切る前に感づかれてミッション失敗に終わります。
ハァ~、いつになったらバッサリ切る事が出来るのか。
今のところ異臭は無いから良いけど、これが皮膚炎起して爛れてきたら、膿んでウジが湧くなんてことも有り得るって話を聞いてから怖くて怖くて・・・!

同じく歯もですね、歯磨きできなくなって既に歯石でガッチリ覆われてまして、これも放置し続けますと歯槽膿漏になり、やがて歯周病菌が骨を溶かして頬に穴を開けてしまうんですよね。
あぁでも、心臓病の場合は頬に穴が開く前に全身に菌が回って心臓を菌が直撃するんですよね。
歯周病菌が原因で心臓を悪くしてるケースがあるって言うし。

目も常時毛が入っていて、多分細かい傷が角膜に付いていると思うんです。
抗菌目薬とヒアレインで大事に至ってはいないのですが、酷い場合は角膜に穴が開いて(潰瘍)眼球の中身が穴から出てきちゃうんですよね。想像しただけで恐ろしいです。


どれも今すぐになる最悪のケースではありません。
それなりに時間が掛かってなる最悪の想定です。
もう立派な予備軍であるルーシーにとっては、やはり大事なのは今を生きる為の心臓なので、泣く泣くお手入れを放棄している現状です。(発作リスク回避の方を選ぶ)
肛門腺は直近でヤバかったのでTRYしたけど、全てが今までどおりとはいかないって事で、ルーシーの心臓の負担を考えたら諦めなくてはいけないのでしょうね。




+++拍手お礼+++

■ろんまま様
拍手有難うございます。ろん君6歳ですか~。おめでとうございます!若いなぁ♪
失神には私もビックリしました。もうお薬は飲み始めてるのでしょうか?
ミルキーもレントゲンで心肥大が判ってACE阻害薬を飲んでいました。
ケア次第で長生き出来るみたいです。どうか大事にされて下さいね。

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2013/07/11 (Thu)

昨年に撮影した画像。うううっ~!可愛くて食べちゃいたいよぅ~~!!(親バカ)


毎日暑いけれど、ルーシーは今週も比較的安定した日々を過ごしておりました♪
調子が良さそうだと私も嬉しくて、ニヤニヤだらしない笑顔になったりします。お恥ずかしい。
出来ればこのままの状態が長く続いてくれれば良いですね。

2日ほど寝起きの咳き込みが気になったりしたけれど、変化はそれだけで後は普段どおりで病状の変化はみられません。
むしろ、明け方トイレや咳で何度か起きていたのがサッパリ無くなって起床まで爆睡しています。
ルーシーは深夜1時頃に就寝して、朝9~10時頃起床します。
この間、私もルーシーに起される事無くぐっすり眠れるので、体力的に非常に有難いです。



現在のルーシー。変わり果てた姿に涙。でも天使!!(親バカ)


<ルーシーの一日>

酸素室
●AM9~10:00 起床  ベトメディン、利尿剤服用

酸素室外
●10~11:00   ご飯(タンポポ茶入り)ラッセラ服用
 点眼剤2種
●12:30頃     ネフガード1粒+水

酸素室
14:00~  お昼寝

酸素室
●17~18:00  
 おやつ(数粒のフードとフルーツ缶) ネフガード1粒+水
 点眼剤2種

酸素室
●22:00     ベトメディン、
ACE阻害薬、利尿剤服用

酸素室外
●23:00     ご飯(タンポポ茶入り)ラッセラ服用
 点眼剤2種
●24:30頃    ネフガード2粒+水

酸素室
●25:00~   就寝

※ちょくちょく酸素室の様子を見に行ってます。
ルーシーが起きていれば小窓から腕を突っ込んで遊んでいます。
トイレは殆ど酸素室の外へ抱いて連れて行ってます。

※ベトメディンは食前1時間に。
ついでに利尿剤も一緒してます。食後より吸収が良いかと思って。

※ネフガードは食後30分以上って基準だけど念を入れて1時間以上後に与えてます。
食間って概念の方が良いかと(栄養も吸収してしまうから)



トイレをウロウロ。トイレはルーシーの絶対領域。嫌な事からすぐ逃げ込む。


ルーシーが飲んでいる処方薬は、「
ACE阻害薬1/2錠、利尿剤2mg、ベトメディン1錠(1日)」です。半年間、薬の増減はありません。
プラス独断で投薬しているのが「ネフガード4粒、ラッセラ(漢方)2錠、タンポポ茶1/3袋」です。
ご飯は「ロイヤルカナンの腎臓サポート」を食べています。

他には角膜内皮変性症(ジストロフィー)で「ヒアルロン酸と抗菌の目薬を2種」と、独断で目を洗うのに「ソフトサンティア」を点眼しています。
処方薬+処方目薬で薬代が1ヶ月約22,000円、その他独断のサプリ等で15,000円かかります。
意外なことに処方薬で一番高いのが、なんと利尿剤で1日270円くらいするんです。
錠剤じゃなくて液体で出されてるのですが、薬名が分からない。

このバカ高い利尿剤のお陰なのかネフガードのお陰なのか、慢性腎不全が一気に悪化するような兆候はまだみられません。



背中の鈴が動きを知らせる。就寝中の非常ベル。


レンタルしている酸素室(中型サイズ)が月22,500円なので、今のところ月間6万円弱くらい必要ですね。
残り少ない命だから出来るだけのことはしてやりたいと思っていますが、もっと長く生きられるって話だったら途中で破産しちゃいます。
小型犬でこれだけ掛かるんだったら大型犬はもっと大変そうです。
ましてやルーシーは通院していないから注射や検査代は掛かっていないし、その分の費用は浮いています。
悲しいけど、高額なペット医療費が原因で満足な治療を受けさせる事ができないワンちゃんって少なくないのかもしれません。
私達はまだマシな方だったのかな?皮肉にも闘病開始が心不全末期だったのだから。



酸素室のコンプレッサー。背面部分。上に乗ってるのは酸素マスク。


左右の穴から空気を取り込んで酸素を分離してチューブから無菌の酸素を送り出します。
この画像では見えないけど、下にも穴が開いていてソコから酸素以外の成分が熱気を伴なって排出されます。
この背面部分は壁から40cmくらい離さないといけません。
なかなか置き場所に困ります。

そして、このコンプレッサーとにかく熱い!室温がかなり上昇する。
更に空気が乾燥する。エアコン屋外機並みの騒音もある。
極めつけは電気を食うこと!電気代月額5000円アップする。

でも何度もルーシーが助けられました。
感謝してもしきれない頼もしいパートナーなんです。



酸素室は高い場所(テーブル等)に置くと世話がし易い。
青いテープは建築用のテープで跡が残りません(引越業者とか使ってますね)


中型サイズの酸素室は床面積が新聞紙の見開きと同じ大きさです。
レンタルする際、事前調査で小型犬でも大きいサイズの方が良いというアドバイスどおりに中型サイズを申し込みました。
実際、小さいサイズだと中でワンちゃんが歩かなくて最終的に足腰が弱ってダメになってしまった子がいたそうです。
他にも、温度や湿度の管理がし易いこと、トイレと寝床と分けられる事、掃除がし易いことが挙げられます。

酸素室を借りるなんて、相当に病状の悪い子ばかりでしょうね。
数日で返却なんてこともあるそうです。
そんな中、私たちが借り受けたのは、長期のレンタルをしていた子が使っていた酸素室でした。
”ゲン”が良かったのかもしれません、ルーシーもレンタルして半年を過ぎました。



タニタの湿度計を中に貼り付けて使用。乾燥に注意してます。


夏の暑さ対策には凍らせ
ペットボトルが有効なんですが、私が使用しているのは2Lじゃなくて900mlのボトルです。
1本に付き1~1.5度室温を下げることが可能で8時間以上もちます。
画像の様に丈夫なポールを側面の丸穴から二本渡して、動かないようにテープで固定します。
で、凍った900mlのボトルをタオルで包んでポールにしっかり縛りつける。
30度の部屋で3本のボトル使用で酸素室温26度前後をキープ出来ます。

熱帯夜には、2本に減らして翌日の起床まで25度前後をキープしてます。

近距離から冷気が降りてくるから体感温度はもっと低めだと思われます。
冷やし過ぎにはご注意を。(中に2Lのボトルを置くよりは、はるかに害は無いと思いますが)



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2013/07/03 (Wed)

6月29日撮影 なんだか笑顔に見える(やや興奮気味でハァハァ中)


先週は割りと安定していると思っていたのに今週は2日程やけに咳が多くて、日中でも酸素室の中でもかなり咳き込んでいました。
台風接近も無いし、思い当たる病状悪化の原因は見当たりません。
最初の頃はそんな体調の変化にアワアワしてパニくっていた私だけれど、今では「そんな日もあるさ」で落ち着いたものです。

調子が良いなって日もあれば、前触れ無く突然の心臓発作で倒れて虫の息になる。
心臓病の恐ろしいのはこの落差です。
ルーシーの場合、予兆が全くといって良いほど無いんです。



珍しくハァハァしていないルーシー。カメラのピントが合って嬉しい。


「次に心臓発作で失神したら命を落とすかもしれない」

私が一番恐れているのは心臓発作。
たった一度の心臓発作で命を落としかけたルーシーだからこそ、何度も耐えられる筈がありません。
それでも数度の発作を乗り越えて生きていることが奇跡です。

発作が起きる度に心臓悪化しているのが手に取るように分かります。
手に伝わる力強かった心臓の鼓動が、今ではかなり弱く感じる。
発作が起きる度に、どんどん酸素室から出られる時間が短くなっていきます。




お鼻をペロリンチョ♪こうして鼻の上の毛玉が作られていくのね(苦笑)


前回(6月5日)の発作は本当に危なかった。
心臓発作を起した時って意識が回復するまで「安静」が鉄則なのに、失神している間に「今回はヤバイ」と直感的に感じて、直ぐに呼吸を確認した後に気道確保して、なんとそのまま抱き上げて階段を駆け下りて直ぐに酸素マスクで吸引させました。

意識回復するまでの間、酸素吸引出来た事は結果的には良かったと思います。
実際、あの時の呼吸&心音はかなり微弱で本当にヤバかったです。
意識が戻っても目の焦点は合わないし、唇は真っ白でしたからね。
私の心臓がバクバク鳴って煩くて、ルーシーの心拍を確かめるのが大変でした。
(頭の中では心臓マッサージの方法を必死に思い起こしていた)

そんなこともあって、心臓発作を起さないようにストレス軽減や興奮のコントロールを心掛けている毎日なんです。




これでも、ちょっとだけハサミで頬の毛をカット成功したのですよ~。


二時間ぐらい酸素室から出ると、唇や舌が↑の画像くらいの血色にトーンダウンします。
(濃いピンクから薄いピンク色に)
連続で3時間以上、外に出すのは難しいかもしれないですね。

興奮が命取りになるから、車に乗せる事も出来ないし、病院の診察はもう無理だし(処置出来ないそうです)このまま今の薬を飲み続けて日々を頑張るしかないです。

病院でのエコーやレントゲンはやっても意味がないと言われて行っていません。
利尿剤の注射をした後でも白く写るモヤ(肺水腫)は、ある程度残ったままなのが最初から分かっているからだそうです。
それを聞いて、検査する意味すら無い本当に手の尽くしようが無い「末期」なのだと泣きたい気持ちになりました。
咳が増えた、呼吸が荒くて酸素室から出すのが怖いと伝えても薬の増減はありません。

それでもなんとか、肺水腫をコントロール出来ているからこそ半年も持ったのだと思います。
病院の薬だけでは心許無くて、勝手にネフガードやラッセラ、タンポポ茶を飲ませたのが良かったのかもしれません。
どの薬が有効だったのかとか具体的には何も分かりません。



いつもスカートが左側に落ちます。その理由は「背骨が曲がっている」から。


あと、コレだけは絶対に効果的だったと断言出来るのは、酸素室を最初から用意していた事ですね。
何日も酸素室で絶対安静してかなり回復しました。
温度と湿度管理をすることで酸素室内の方が冬場に快適だったのも心臓に優しかった。

徐々に何週間も時間を掛けて室内を自由に歩かせるようにリハビリしました。
少しでも具合が悪くなれば即、酸素室へバックします。
末期なのだから過保護で丁度良いってものですよね。

拾い上げる事が出来た命、毎日が「儲けモン」と、モリモリご飯を食べて余命を楽しんで生きているルーシーです。





+++拍手お礼+++


■無記名さま(今度、お名前を教えて下さい)

コメント有難うございました。
私ととても似た境遇で、昨年からのお気持ちを考えると共感して心が痛みます。
シーズーの心臓病の8割以上が僧帽弁閉鎖不全症だそうです。
これも宿命なのかもしれませんが、二頭とも高齢まで生活出来たのは、あなたの手厚いケアのお陰なのではないでしょうか?
看護、介護出来る幸せを噛み締めながら頑張っていきたいと思います。
共に頑張りましょう!応援有難うございます。

拍手

2013/06/26 (Wed)

6月23日撮影 視線の先。シンクの上には、いつでも「ご飯」があると信じてるルーシー



あれから一週間、咳は若干減りつつ発作も無く、実に安定した日々を過ごしていました。
酸素室から出す時間も徐々に増えて、一日4~5時間になりました♪

食欲も相変わらず旺盛です。
久々に体重を量ったら、半年前に心不全末期と宣告された時と同じ3.7kgでした。
この子が一命を取り留めたのも、今こうして生きているのも強い「食欲」のお陰です。
きっと、一日中ご飯の事しか頭に無いと思うんです(笑)

忘れもしない今年のお正月、突然の心臓発作と重度の肺水腫で酸欠を起して非常に危険な状態になったあの時。
病院の酸素室で大量の喀血をしていたにも関わらず、どうせ食べないだろうと持参した「ご飯」をペロッと食べて先生をも驚かせました。
ルーシーのその食欲が「もうダメだ」の絶望を「もしかしたら」の希望に変えてくれて、嬉しくて思わず涙が出そうでした。

今日も酸素室のルーシーの様子を見に行くと、尻尾を振りながら私の手や口の匂いを執拗に嗅ぎまわり「ご飯を隠し持ってるんじゃないだろうな?」チェックが入ります(涙)←持ってねーよ!
私に会えて嬉しい訳じゃないのがバレバレで、ちょっと悲しい。っていうか切ないです。




目の下の目ヤニがガチガチに固まっています。お手入れ出来ないもどかしさ~。



肺水腫になってから様々なサイトを彷徨って「水分摂取や湿気」について調べました。
厳しい水分摂取(例:1日150cc等)を医師から指導されるケースもあれば、そうでない場合もありました。
特に利尿剤を服用していると喉の渇きが強いので水を飲みたがりますが、飲みたいだけ与えると肺水腫が悪化するとか書いてあるところもありました。
あと、室内の湿度が高いと悪化する等々。

正解はどれだろう?
結局、自分では判断が付かなかったので医師に聞いてみたら、「水分制限無し」で良いと回答が。
そう言われると、かえって不安だったりして。

いろいろとネットで調べました。最終的には自己判断で。
もともと「ふやかしフード」を与えていたから1日の水分摂取量は把握しています。
利尿剤の影響で更に水分を摂ったとしても、要はオシッコで出てればOKなんですよ。
それでも常時肺水腫なルーシーにはどのラインが危険なのか分かりません。
だから推奨されている水分量/体重の範囲内に収めようと1日200cc程度に決めました。

●ドライフードに150ccの熱湯を掛けてふやかす。
●ふやかしフードにタンポポ茶30ccを掛ける。
●1日3回、食間に飲み水~30cc程度を与える。

飼い主なりに悩んで水分摂取を行ったつもりでしたが、結果的には杞憂に終わったみたい。
ルーシーは利尿剤2mgを服用しているのに喉はあまり渇かないようで、全く水分制限する必要は無かったからです。
オシッコはトイレに出す度にするので1日8~10回しています。多いですよね。
ちゃんと飲んだ水分は出ています。
飲んだ分以上出ると(余分な水分)肺水腫が楽になります。
軽い脱水状態を毎日キープするのが理想です。




興奮が治まるまではずっとハァハァしています。嫌な事をされた時は更に咳が出ます。



湿度と肺水腫の関係ですが、どうなんでしょう?
私はあまり関係がないと思いました。
確かに今日みたいな雨の日で湿気が多いと咳が多くなります。
でも、この咳って肺水腫からの咳じゃないと思うんです。主に低気圧の影響ではないかと。
モロにダメージを食らうので湯気を肺に吸い込むのは厳禁だけど、日常の湿気なら問題ないんじゃないかな。

ちなみに咳の多いルーシーは乾燥しているよりは湿度がややあった方が具合が良さそうです。
酸素室の湿度は50~60%ぐらいに保っています。
一般に気管支の悪い子は乾燥させない方が良いですもんね。

むしろ肺水腫で気をつけなくてはならないのは「臭い&化学物質」です。
ルーシーが肺水腫になってからは塩素系の洗剤を一切使っていませんし、線香等の煙の出るものや液体蚊取り等、強い香りのする物(香水等)も使用していません。
TVで報道されていた有害物質PM2.5や黄砂の多い日は換気をしませんし、空気清浄機を24時間稼動させています。
PM2.5も黄砂も飛散予測情報がHPで閲覧できるので活用しています。

あと最期に、室温について。
実は5月からクーラー使っちゃってます!
多分、近所で屋外機ゴーゴー鳴らしてるのウチだけだと思います(汗)
室温27度を超えたらクーラー稼動してます、夜中まで・・・。
室温は26度に、酸素室は24~26度になるようにしています。(あまり温度差が無いように)
これも全てルーシーの為!!
けど、毎日涼しくてパラダイスです!!(電気代請求で背筋が寒くなるけど)




+++拍手お礼+++

■はおと様
応援有難うございます♪おぉ、腎臓が心配ですね、検査結果はいかがでしょうか。
心臓と腎臓肝臓ってセットで悪くなるもんですよね。投薬が続くと不安材料も増えてきます。
みるくちゃんの回復、良かったですね。まだまだ皆さんと一緒に頑張れそうです。またブログのほうにもゆっくりお邪魔させてもらいます。よろしくお願いします。
お薬は粉薬が多いのかな?カプセルに詰めるってことは。それは、錠剤より大変かもしれないですね。お口を開けてくれるワンちゃんが羨ましい!ルーシーは触らせてもくれなくて困ります。

拍手

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ILLUSTRATION BY nyao nyaoチャ箱♪  
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