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16歳で旅立ったミルキー&心不全末期、肺水腫、腎不全のルーシー闘病記。そして、新入りノエルとの生活
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みる
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女性
趣味:
食べる事
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★ミルキーは16歳と1ヶ月で天国へと旅立ちました。

頑張って生きようとする姿を見守り、最期は腕の中で看取ることが出来ました。




★ルーシーは15歳と9か月で旅立ちました。

心臓の腱索が切れたのが原因か、突然の心臓発作で倒れ、心不全(僧帽弁閉鎖不全症)の末期&肺水腫で一時は危篤。

これ以上の治療が出来無い為、投薬だけで通院しませんでした。

それでも、末期にも関わらず闘病1年5か月を自宅の酸素室で療養して生き抜きました。




★そして現在、生後2か月の女の子「ノエル」を新たに迎えて子育て中。

正直、子犬よりシニア犬に魅力を感じる私です。

まるで宇宙人の様な子犬相手に頑張って教育しています。

将来はミルキーやルーシーのように落ち着いた子に育って欲しいと儚い望みを…(遠い目)
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2024/05/01 (Wed)
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2013/06/17 (Mon)

15日撮影 3日振りに酸素室から出て自由を満喫♪


台風接近時に体調が悪化して発作こそ起さなかったものの、咳が凄く増えてしまってあまり宜しくないこの頃です。
喉~胸の辺りでゲコゲコ変な音がするし・・・(気管支虚脱?)
抱っこする時に胸に手を添えると咳き込んじゃう。
だから、お尻から掬い上げるように抱っこしています。
今となっては仰向けなんて、もっての外!



お洋服も着替えました♪ノースリーブが動きやすくて良いですね


またまた3日自宅入院して、やっと1日に二時間だけ外に出る事が出来ました。
いつもながら、酸素室から数日振りに出ると超ハイテンションで困ったものです。
興奮でいつルーシーが倒れるかと、先に私の心臓が悲鳴を上げる~~!
いくらルーシーに「落ち着け」といったところで落ち着く訳が無い。
昼に1時間、夜に1時間、ずっとウロウロ部屋を歩き回っております。



舌も唇も綺麗なピンク色!酸欠で無い証明です。いつも血色の変化に目を光らせています。


今の状態は、興奮すると咳が出るのは当たり前で、歩いている時や休もうと伏せている時も咳が数回出ます。
発作後や低気圧の影響を受けると数十回の咳が断続的に1時間以上出続けます。
今回の咳は心臓からくる咳の増加のようで、心配していた肺水腫の悪化ではなさそうです。
何故なら、1.鼻水の量が増えていない。2.長時間お座りの姿勢をしない。3.安静時、呼吸は平常。4.血色が良い。が理由です。
ぶっちゃけ、最期の血色が良いのが一番の理由なんですが。
今回も、心臓をちょっと楽させようと数日の自宅入院をさせたってことなんですよね。
今のところ大丈夫そうで良かった~~。



おやつは、とっても不味いネフガード(悲)


体調の悪い時は、食べ物の味に煩くなるみたいで薬を飲ませるのに苦労します。
食欲魔人のルーシーでさえ、錠剤やネフガードはご飯からペッと吐き出してしまいます。
パンに包んだりとか方法はありますけど、塩分摂取に神経を尖らせている私にはNG。

ここはシンプルに、ふやかしたフードにハサミで1/2カットしたネフガードを真ん中に仕込んで与えています。
スプーンでそっとルーシーの舌に乗せると丸呑みしてくれて、今まで失敗したことはありません。
液体の利尿剤は、同じくふやかしたフードに染み込ませて口に入れてやります。
変な味がするのか時々ペッとやられて凹みますが、最終手段でハチミツやいちごジャムをほんの少しかけると騙されて飲み込んでくれます(悪笑)

今は食欲があるからこういう飲ませ方が出来るけれど、これから食欲が無くなったら大変です。
嫌がって口を開けさせる事も難しいからなぁ~。
錠剤は磨り潰してシロップに混ぜるとか?スポイトで口端から流し込むとか?う~~む。



おトイレ中のルーシー。何度もくるくる回ってトイレをします。


そう、トイレで何度も回りすぎてヨロけて倒れ込みます。
最悪、あわや出したばかりのウンチの上へ尻餅をつくなんてことも。
そんな事態を起さない為に、毎回トイレに付き添っています。
倒れないように背中のリボンをずっと掴むんですよ(笑)
だから、いつも背中にリボンの付いた服を着せています。
着せるハーネスみたいなものかな。

本当は、目薬を嫌がって逃げるルーシーを捕まえるのに重宝しているんです♪




+++拍手お礼+++

■はおとさま
コメ有難うございます。17歳、高齢です!頑張ってらっしゃいますね。
高齢になると心臓病が多いですよね。お加減は如何でしょうか?
ご友人のワンちゃん、快方に向かう事を私も祈っています。
肺水腫の辛さは良く分かります。苦しそうで見ていられない程です。
「もうダメだ」と諦めかけたルーシーもこうして今を生きています。
犬の生命力って凄いです。何が起きるか分かりません。希望はあると思います。

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2013/06/12 (Wed)

6月11日撮影  ご飯直後なのに、まだ食べたい食欲旺盛なルーシー


6月6日の発作から3日間を酸素室で自宅入院(自称)したルーシーは、発作前に比べて予想してたとおり咳が増えていて、抱っこすると「ゲホゲホ」降ろしても「ゲホゲホ」目薬点すのも「ゲホゲホ」ちょっと興奮すると「ゲホゲホ」しています。

食欲だけは凄くあるので、咳は心配だけど10日から二時間だけ(一日合計)室内へ出して様子を見ています。
咳は水音混じりかと思うと乾いた咳も混じるし、喘息みたいに暫く止まらなかったりで肺水腫悪化なのか気管支からなのか判断がつきません。
少しだけ利尿剤やタンポポ茶の量を増やしてみたけれど、まぁ気休めにしかなりませんね。




満面の笑顔に見える~♪実はハァハァ呼吸が荒いだけ~♪


ルーシーを興奮させなければ咳はグッと減るし、眠っている時には咳は出ないことから「大丈夫!」と思っていたら。。。。。
本日早朝に「ゲホゲホっゴホッゴホッ~∞」ルーシーの咳き込む音に起されました。
咳の発作!?とにかく連続して咳き込むんです。時々吐きそうに「ホゲーっ」ってなるし。
背中を摩って優しく声掛けて、1~2時間で落ち着いて眠ってくれました。

昨晩も変わった様子は無かったし、どうしてだろう?と首を捻っていた時、ふと<低気圧の影響で心臓発作率が高くなる>ような記事を何処かで読んだことを思い出しました。
折りしも東海地方は今、台風接近の影響下にある状況です。まさしく低気圧の影響を心臓に食らってしまったみたいです。

昨日よりも咳き込むレベルが上がって命の危険すら感じる今日です(涙)
酸素室から出すと「ゲホゲホ」状態で、家のトイレでウンチする時にも咳き込んでいます。
どんな小さなキッカケが発作に結びつくか不安なので、また再び酸素室に戻って自宅入院のルーシーです。




鼻の上の毛玉、1月から着々と固まってきてます(激しく切りたい!)


ブログ書いている今もルーシーの事が気になってチョット見にいってみたら、酸素室内の温度が26度台になっていて慌てて凍らせたペットボトルを置いて来ました。
やれやれ、温度管理が大変な時期です。多分、これで1~2度下がります。

そろそろネフガード入りおやつの時間が近づいて、興奮気味のルーシーがハァハァして気温と湿度を上げていた模様・・・。
咳は相変わらずの水音混じりの嫌な咳なのに、食欲とは無関係なのね。
心不全末期というのに闘病6ヶ月間の体重キープは驚愕ものです(笑)




吠えているんじゃなくてハァハァしてるだけ。すぐに息が上がっちゃいます。


ネフガード飲んでるワンちゃんってウンチが固くなったりしませんか?
ルーシーの場合、食事の回数を増やしたりたりしてみたけど、一番良さそうだったのがフルーツ缶を与えることでした。
腎臓が悪いから生の野菜やフルーツは厳禁!そこで缶詰なのです(ミルキーの時には薄くスライスしたリンゴを茹でていた)
特にパイナップルが良さそうなかんじです♪
パイナップルを1欠片食べた日には2回ウンチしてます。
今より体重が増えたら困るからパイナップル&みかんを一切れずつ、しかも水でシロップを洗い流して与えています。
極少量なフルーツでも、フードしか食べていないルーシーにはご馳走で心臓発作を起すほど美味しいらしいですよ。

食欲がある内は生きる気力がある証拠!美味しく食べれるって幸せなことですよね。

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2013/06/06 (Thu)
約1年3ヶ月ぶりの更新です。

あぁ、ミルキーが亡くなってから、もうそんなに時間が経っていたなんて。
最期は腕の中で看取る事も出来ましたし、事故や突然死で亡くなるよりはずっと悔いが残らない筈でした。

でもね、大きな悲しみや幾つもの小さな後悔は、後になって怒涛のごとく押し寄せて来るのだと身を持って知りました。亡くなって三ヶ月くらいは毎日泣いていました。

それから暫く経ってミルキーとの思い出を笑って話せるようになった頃、ルーシーに異変が出始めました。昨年の秋~冬にかけて1日数回の咳が出るようになったのです。
咳が出ない日もありましたが、12月に入ってから回数が増えてきたので病院へ連れて行きました。


+++以下経過の覚書↓メモ(自分用)+++

■時々咳、くしゃみが出始める(昨年秋~)
      ↓↓
■毎日咳、くしゃみが数回出る(12月初~)
      ↓↓
■病院で聴診のみ「僧帽弁閉鎖不全症」と診断。
 シーズーにはよくある病気で服薬し続ければ大丈夫とのこと(12月下旬)
 利尿剤1mg、血管拡張剤服用を始める。
      ↓↓
■数日服薬したが咳が増える(12月末)
      ↓↓
■心臓発作で失神。顔面蒼白、呼吸が浅く速い、瀕死の状態(1月1日)
      ↓↓
■病院でレントゲン、血液検査「心不全末期&肺水腫」と診断。(1月2日)
短期間での悪化は、心臓の弁を支える糸(腱索)が切れた可能性が高い。
危険な状態。酸素室へ入院。
利尿剤3mg、血管拡張剤、気管支拡張剤を注射。
病室で多量の喀血。ペットシート数枚交換。
      ↓↓
■1日で病院退院。念の為、利尿剤3mgをまた注射。(1月3日)
なおも病室で喀血した痕跡あり。
食欲はあるが呼吸は荒く、お座りして動こうとしない状態。
利尿剤2mg、血管拡張剤服用を始める。
酸素室レンタル、既に自宅に設置済み。
      ↓↓
一週間くらい酸素室から出さずに看病(回復のカギ)(1月4日~)
利尿剤による腎不全の悪化を予想して、独断でネフガード2粒→4粒/1日に増量。
      ↓↓
■酸素室から1日2時間くらい出して様子見の生活。(1月16日)
時々足元がフラつくが、割と症状は安定。咳や多量の鼻水は相変わらず。
強心薬ベトメディン(1/2粒)1日2回を服薬開始。体重3.7kg
強制的に心臓を拍動させる薬に期待。
      ↓↓
■両目が角膜内皮変性症(ジストロフィー)になる。
未消化フードを吐いたり、咳が肺の底から出すようなオヤジっぽい咳に替わったり。
前足や後ろ足を時々びっこ引いて歩いたり、イロイロな変化あり。
咳は多い、鼻水も多い。ずっと肺水腫のままらしい。現状維持に努める。
酸素室から出す時間は1日6~8時間に増えた。
      ↓↓
■心臓発作で2回目の失神(4月21日)
ご飯を食べている最中によろける様に倒れる。
数秒後にジタバタ暴れて覚醒。すぐに残りのご飯を食べていた。
発作の原因は、ご飯を食べる時の「興奮」
      ↓↓
■鮮血混じりの黄色い液体を吐く。前日にも未消化フードを吐いた(4月23日)
前々日に血混じりの鼻水の跡発見。
血色が悪いのでタクシーで病院へ。黄色いのは胃液で血が混じるのは心配ないとの事。
吐き気止めと、私の強い希望で利尿剤を注射。
帰りのタクシー内でみるみる舌がピンク色に回復した。
      ↓↓
■心臓発作で3回目の失神(4月27日)
またもやご飯を食べている最中によろける様に倒れる。
数秒後にジタバタ暴れて覚醒。すぐに残りのご飯を食べた。
発作の原因は、ご飯を食べる時の「興奮」
これ以降、ご飯はスプーンで口に運ぶことにした。
      ↓↓
■独断でタンポポ茶「ショウキT-1」を1日1/3袋飲用開始(4月29日)
利尿剤代わりに高い利尿効果を期待して。
血行も良くなり、多臓器にも好影響を与えるそうです。
      ↓↓
■独断で漢方薬「ラッセラ」佐藤製薬を1日2粒投薬開始(5月4日)
心臓病による咳に有効とか。副作用もなく他の臓器にも良さそう。
若干の利尿効果もあり。漢方なので効果は徐々に(1ヶ月目安)
      ↓↓
■心臓発作で4回目の失神(5月12日)
ウンチを踏んだ後ろ足を洗っている最中に腕の中で失神。
小さくキューキュー鳴いてからぐったり脱力。
覚醒後、咽るような激しい咳と荒い呼吸。様子がおかしい。
病院へ連絡「連れて来られてもこれ以上の治療は出来ません」とのこと。
酸素室の濃度を上げて安静に様子見した。
発作の原因は、足を洗われるのが嫌だったという「興奮」
もう足は洗えない→アマゾンで舐めても安心の洗浄フォームを注文。
      ↓↓
■朝方~昼、ずっと咳が止まらない。咳の所為で眠れない。(5月13日)
胸が大きく上下し、全身で呼吸している。
      ↓↓
■その後、段々回復。
咳の回数も減ってきて、タンポポ茶の効果(肺水腫)かルーシーの動きも速くなってきた。
退院してから一番良い状態かも。ラッセラの効果も出てると思う。
      ↓↓
■心臓発作で5回目の失神(6月5日)
夕方、ネフガード入りフードを食べている最中にお座りの体勢から横倒しに。
四肢を突っ張り大口を開けて仰け反り、遠吠えのような大絶叫を数回。
数十秒後の覚醒時にパニックでジタバタ暴れる。
顔面蒼白のぐったりした状態で酸素吸引20分くらいし、やっと目に力が入ってきた。
発作の原因は、ご飯を待つ間(1分間)の「興奮」



そして、本日6月6日です。
発作を起した翌日の割には安定しています。
それでも通常よりはずっと咳が多く、酸素室の中でも少しの興奮で咳き込みます。
楽観は出来ないから、いつだって心配です。

毎日、いつ息を引き取ってもおかしくないと思いながら半年近くを過ごしました。
先生も「よく頑張るね」と驚いています。
上記の病状の記述からも読み取れると思いますが、病院では過度な治療を行わないようです。
退院時も、生活指導はなく「いつも通りで結構です」と言っていたくらいで、私が既に酸素室を準備したことに驚いていました。
他の方のブログを見ると「ニトロ」や「気管支拡張剤」「利尿剤」」等、病状に合わせて薬の増減をされているのですが、私のところでは薬の増量はありませんでした。ベトメディンはご飯の1時間前に服用する食前薬だというのもネットで初めて知りました。

ルーシーには少しの興奮が発作のトリガーになる為、時間の掛かる病院へは行っていません。
2週間分のお薬を貰いに行っているだけです。
これ以上の治療が出来ないといわれた以上、急変時に病院へ行き辛くなってしまいました。
毎日ルーシーを観察して、独断で利尿剤の量をルーシーの咳に合わせて増量したりする日もあります。
タンポポ茶もラッセラもネフガードも全部自己責任で飲ませています。

利尿剤2mgは低容量ではないですが、そんなに多くもない量です。
けれど、もともと腎不全だったルーシーにはきっと悪影響があるはず。
そこで、食事はロイヤルカナンの腎臓サポートと毒素排出にはネフガード4粒。
今のところ腎不全特有の症状は出ていません。心不全末期にも関わらず食欲旺盛です。
水分摂取は、ご飯で170ccプラス飲み水で20~40cc位かな。合計で200cc前後。
オシッコは1日7~9回。たまにph測ってます。ウンチは1日1回~2回。

酸素室は起きてる時、食事やトイレ以外には入れているほうが良いみたいです。
特にベトメディンや利尿剤を飲ませた直後、食事の直後に酸素室に入れると消化吸収が良くなる効果があります。
心臓病の寝起き時には一気に脳へ酸素が必要となりますので酸素室の中で目覚めたほうが危険が無いんです。
元気でも酸素室に入っていた方が良いってことです。皮膚も赤味が増して、舌なんて濃いピンク色になります。
ルーシーは常に肺水腫でもあるし、少ない血液しか巡ってないんですね。
常に酸素が足りてないんです。
だからウンチをするだけで倒れそうになったり、食事中に倒れたりしてしまうんです。
少ない血液だからこそ、その血液により多くの酸素を含ませることの出来る酸素室が必要不可欠です。酸素室が無かったら退院後数日で亡くなっていたかもしれません。
今まで何度も酸素室に助けられてきました。

ちなみにルーシーはパピーの頃からキャリーバックやサークルの中に入るのが大好きでした。
ケージの中に入れてご飯やオヤツを与えて躾けてきたからなんですが、それが功を奏したのか酸素室の中も大好きなんです。
退院直後からご飯を酸素室で与えてたのもあって、酸素室に入ると「良い事がある」と思っているようです。
毎日酸素室の中の壁を夢中になってベロベロ舐めて綺麗にしたり、壁に写る影を見て尻尾を振っていたりゴキゲンです。
自分の寝場所だと理解もしていて、しかも心臓が楽になるし居心地が良いのでしょうね。
横向きで手足を投げ出して眠ることが出来るようになりました。(以前は伏せの状態でした)
酸素室の中のトイレシートでちゃんと排泄もしますし、嘔吐も断然トイレシートへするのが多い(笑)

ただ、顔回りを触られることを極度に嫌がるようになってしまったので、目ヤニで目の下は汚い「つらら」になってるし、鼻の上の毛は毛玉状態で鼻の穴が塞がりそうになってて無残です。
体はコンパクトなのに、お顔がボーボー犬でとっても可哀相。
ソフトサンティアで目を洗って目薬を点すくらいしか出来ていません。
今までしてきた歯磨きも出来なくなり、ガッチリ歯垢が付いちゃってます。
お手入れするのも、ある意味「命がけ」になってしまうので仕方が無いんですよね。


毎日、寝てるルーシーの呼吸を確かめる習慣がついてしまってる自分が悲しい。
また明日、ルーシーの容態がもうチョット落ち着くと良いなぁ~。
ルーシーの完全復活を願って、発作後2~3日は要厳重警戒体制なのです。



+++拍手お礼+++

■ろんままさん
ご無沙汰してしまってすみません!コメント本当に嬉しかったです。
またブログ更新する切欠を頂けて感謝!!してます。
ただ、ルーシーがこんな状態なんで、今後も重い内容な記事になりそうでその辺は申し訳ないです~。

■さくらままさん
その後ワンちゃんの目の具合はいかがでしょうか?
角膜は凄く痛いですものね。水疱は潰れないようにすると何時の間にか無くなっています。
こまめにヒアルロン酸を点すしか方法はみつかりませんが、酸素室に入ってから水疱が出来にくくなりました。

■キコママさん
温かい励ましのお言葉を有難うございました。
辛い体験に共感です。喪失感はハンパ無い物でした。想像を絶しますね。
どんな最期でも後悔と絶望はつきもので、時間が薬になるんですね。

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2012/01/26 (Thu)


11月17日のルーシーです。
右目の角膜が白く曇っています。

二度目の眼科受診で右目の角膜の傷は治っている事が分かりました。
この一週間前に角膜の水疱が破裂して、肉眼でも剥がれた角膜がペラペラ目にへばり付いているのが確認出来る程ひどい状態が、たった一週間の点眼で治ってしまうものなのですね。

目の周りのドロドロ目やには、病院で拭き取っていただきました。
病院でもジッとしていなくて検査がままならず、叱られたり褒められたりしながら無事に終了し、目の治療は今回で終了でした。たった二回の通院で済みましたが、目は一生このままで困った事になったのです。


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病名「角膜内皮変性症」

角膜内皮細胞の数は生涯決まっており、減ったら増やすことは不可能です。
この角膜内皮細胞がなんらかの原因(傷や老化)で減少し、房水の排出が完全には出来なくなります。

ルーシーの角膜は、この房水がプールのように溜まって水腫れの状態で白濁していたのです。角膜がふやけたようなもので、いつ水疱が出来ても不思議ではないそうです。

この角膜内皮変性症の診断のポイントは、「角膜全体が均一に白く濁る」そうです。治療は、人間なら角膜移植しかありません。犬は現在の医療では無理だそうです。目に良いサプリもあるそうですが、腎不全のルーシーには処方出来ないです。

とにかく角膜が非常に脆くなっていますので、「ヒアレイン点眼」で生涯にわたって予防的に角膜保護するしかありません。

医師が言っていましたが、「房水の排出に高濃度の塩水を点眼する治療法がネットで良く見られるが、それをすると角膜がグチャグチャになってしまう。」そうです。ただでさえ弱っている角膜を塩水が更にメチャメチャにしてしまうそうです。うう~痛そう~~なんて恐ろしい!


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11月28日のルーシー。
あまり変化はみられません。


まだ目は痛いのか日中ほぼ半開きで、相変わらず目薬から逃げて顔を激しくイヤイヤする毎日です。更に問題なのが、目の周りの毛に目やにが溜まって不潔になっている事。目薬すらさせてくれないのに目の周りの毛をカットなんて、とても無理です。


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12月5日のルーシー。
やっと目の周りの毛をカットさせてくれました(苦笑)

この頃、角膜の傷跡が白く残り、上瞼の方の白目が充血し、角膜内部まで赤く血管が伸びてきました。角膜に血管が伸びるのは傷を修復する為の現象と知っていましたから慌てはしなかったけれど……黒目が赤いってちょっとキモイです。


23e61b24.jpg
















これが現在のルーシー。
やや白濁が薄くなって角膜に透明感が出てきました。

もう痛くも何とも無いみたいなのに目薬はトラウマ化したのか未だ嫌がったりします。でも、以前よりはずっと簡単に点眼出来る様にはなりましたけどね(三回に二回成功する確率)


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厄介な水疱は頻繁にポコポコ出来てます。

水疱が破裂したら角膜がズル剥けるから目の周りを触れないよう非常に気を使っています。この水疱が以前よりずっと大きくて、形状も円形じゃなくてミミズみたいな感じなんです。長さ8mmくらいの巨大な水疱で見るからに恐ろしい~~。

ただ、不思議なことにヒアレインを点す間隔が長いと水疱が出来やすく、水疱が出来ていても数時間で消滅していたりしているのです。画像のように涙目で充血する事もしばしば。もしかしたら破裂しなくても小さな穴が開いたりして水疱が無くなるのかもしれないですね。


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もう一生エリザベスカラー生活です。

両目が網膜変性症でかなり視力がありません。
目先に物がぶつかりそうでも目を閉じないんです。正直、完全防備のゴーグルでもさせたい気分です。

そうそう、数年前から両目が白っぽくなってきたのを「白内障」の始まりと思って進行を遅らせる目薬をしていたのは無意味だったようです。医師曰く、「両目、白内障じゃないよ」だそうです!ガーン!!!両目の奥の白い濁りは「網膜変性症」でした。

人間以上にペットの眼病って詳しい先生が少ないらしいです。車で1時間半掛けて通院した甲斐がありました。

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2012/01/24 (Tue)

本日、16歳になりました!ミルキー、誕生日おめでとう♪

この二ヶ月、ミルキーの体調は毎日のように変化して、内臓やら筋肉やら確実に限界に近づいてきていると実感させられています。

まず、失神する様な発作(?)が起るようになりました。
悲痛な悲鳴と共に首を仰け反らせ、全身を突っ張った後に便と尿を垂れ流し、いきなり脱力します。四肢はダランと力が抜け、目は開いたまま焦点が合わず(時には白目を剥く)舌は口横から垂れ下がり、まるで死んでしまったのかと錯覚してしまう程に苦しくて辛い可哀相な有様です。

呼吸を確認した後、そっと寝かせておくと数時間後には目が覚めます。
この発作のようなものが来る前兆がミルキーには分かる様で、直前にソワソワ落ち着かなくなります。医師に相談したところ、「脳や神経から来る症状の可能性がある」とのこと。

詳しい検査も治療も老体のミルキーには受けられないし、結局は心臓の薬(降血剤)を飲んで、家で安静にして現状維持に努めるしかありません。


609adc53.jpg
















夜はヒーターを入れたサークルに寝かせています。
サークルの周りをバスタオルで覆うとテントみたいになって中が温かくなります。

ミルキーの息が篭って湿度もそこそこ高くなりますが、乾燥の酷い時にはテントの内側に紐を張って塗れたハンドタオルを掛けます。

夜11時頃から昼過ぎまでこの中で寝ています。午後3時頃まで寝ている事もあります。
ほぼ寝たきりの状態です。自分の力で立つことは出来なくなりました。
お座りの姿勢にさせても10秒でコロンと倒れてしまいます。


eb107086.jpg
















日中ミルキーが過ごす場所です。
当たっても痛くない柔らかいボードで囲っています。コンセントや壁にはエアークションを張り付けて怪我防止。
トイレはダンボール製。ヨロけて転んでもダンボールの壁があるから大丈夫。


関係あるのか無いのか分かりませんが、次の事を実行し始めてから発作が起きていません。

1.一日中ヒーターの上に寝かせ保温を徹底。
2.ドッグフードを変えた。
(ふやかしたナチュラルバランスのベジタリアン→カリカリのナチュラルハーベストのハイシニア用療養食)
3.食事と睡眠は強制せず、ミルキーの欲しがる時に臨機応変に。
4.ドライフードの不足分はサプリ(ニュートリカルで補う)
↑どっちかというとニュートリカルが主食になっています。


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鼻から膿みたいなものが出てきた事がありました。
匂いを嗅いだら歯槽膿漏の臭いが(苦笑)

半日、大量の鼻水とクシャミが止まらずに発熱までして、抗生剤を飲んで落ち着きましたが、どうやら「鼻炎」らしいです。それも上の歯の歯槽膿漏の細菌感染が原因の可能性がある鼻炎かもしれない。

日によっては一日中グズグズ鼻がスッキリしない様子もありますが、抗生剤を飲むのは良くない事なので我慢しています。薬漬けにする医師じゃなくて安心です。

鼻が詰まると水を飲むのが苦しい、ご飯の味が分からなくて食欲が無くなる、口呼吸になって眠れない、と弊害ばかりです。そんな状態がものすごくイライラしてくるみたいで、「わんっ!!!」ってブチキレて叫んでます。


713769c9.jpg
















自力での排便が難しくなってきました。
後ろ足に力が入らず、筋肉がゴッソリ落ちて下半身が骨ばっています。体重は0.8kg落ちました。もう、イキむ力が無いのでしょうね。

そこで私が適当な時間を見計らって、ミルキーの肛門を絞るように扱いてやって排便させています。ネフガードを飲んでいる所為もあって便が固いのも排便困難の原因ではないかと思います。

困ったことに尿も出ないですね~~。
20時間くらい出ない時もあります。もう焦りまくりますよ、尿毒症を心配して!
圧迫排尿のやり方をネット画像で見ましたけど、難しいですね。下手に押して破裂したら大変ですしね。とある医療のページを読んだら膀胱を圧迫すると腎臓へ逆流すると書いてあり、それ以降は恐ろしくて恐ろしくて。

とにかく水を良く飲ませて自然に尿意が来るのを待って、膀胱は軽くマッサージする程度に留めています。
しかし、ミルキーを片手で支えてトイレを促すのは思った以上に私の腰にキます。かなり腰に無理をして何回もトイレに連れて行くけれど、殆どが不発に終わってしまう(笑)

垂れ流しは困るけれど、出ないのは怖い。
24時間以上オシッコをしなかったら病院へ行きます。36時間で尿毒症、48時間で膀胱破裂とどこかで見たような……。肝に銘じます。


ふと気付けば、寝たきり介護が始まっていましたが、初心者の私は戸惑うばかりです。
今日はミルキーの体調が良くても明日には分からない。
他の方のブログを拝見したら、毎日そんなものらしいです。少し安心しました。

でも、寝たきりのミルキーがなんて可愛いんだろうvvv毎日可愛い可愛い言っています。
口が臭くてもワンワン吠えまくりでも可愛い。一日でも多く世話が出来たら良いな。

ところで、愛情のベクトルが完全にミルキーに傾いてしまい、ルーシーが不憫です。
意識してルーシーも可愛がろうとしていても、ルーシーには見透かされているような気がします(苦笑)最近、私に対して冷たい態度ですもの。ご飯が欲しい時にしか寄って来ません。悲しいなぁ。

ルーシーに関しては(主に角膜のお話)また明日UPしますね。
本日はこの辺で。
 

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ILLUSTRATION BY nyao nyaoチャ箱♪  
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